内池工業ガーデン&エクステリアの旅〜福島から出発☆
松島・円通院・・・GW(2)
ニックネーム: チームひろきん
投稿日時: 2009/05/15 13:38

もう早いもので、5月も中旬になりました。
いつまでもGWの反省(?)をしてるわけにもいきませんので、今日は記事を書きたいと思います。
あ、今日も昨日は巨人勝って調子の良い浅野ですw

・・・すごく長くなってしまったので、写真だけ流し見してくださって結構です・・・汗

GWの5月4日、私は松島の円通院に行って参りました。
松島に行くのはこれで2回目かな?
小さいときに遊覧船に乗って、カモメに餌を投げた覚えがあります。

仙台駅から仙石線に乗ると激混みしていると予想し、始点のあおば通駅まで行って快速に乗ることにしました。
仙台駅からはもちろん大混雑。
多くは関東から来たと思われる方でしたが、子供連れは近くに住んでいる人たちでしょうか?
松島海岸駅の目の前にある松島水族館には小さな遊園地もありましたので。

とりあえず、激混みの仙石線に乗って松島海岸駅まで行ったわけですが、もうホームが人でごった返しです。
そんな状況に嫌気がさして、ホームに来ていた仙台駅行きの快速に乗ろうかと思ったぐらいでした。
仙台在住の友達といったのですが、
「なんで松島まですぐに行けるうちらが、こんな激混みのGWにわざわざ行かなきゃいけないんだ」
って話になって、その日は松島観光は円通院だけにしました。

ところで、なぜ松島まで来たのかというと、今年のはじめに施工させていただいたM様が、円通院みたいな庭をつくりたいって話をしていたからです。
すぐにでも行きたかったけど、緑の芽吹きを待って今回行くことにしましたw


そんな私情は置いといて、写真を載せることにしますw


[画像]
これは入り口付近から見た写真です。
このGWの期間はちょうど、小原流(だったような)の生花の展覧会も開催されていて、園内のいたるところに生花が展示されていました。

[画像]
これは入り口付近にある枯山水を正面から見た写真です。
石庭「雲外天地の庭」というそうです。

定額給付金(見込み)で買った、新しいマイデジカメ(canon IXY920)の広角28mmでも全部は撮りきれませんでした笑

枯山水に点在する景石ですが、円通院では「松島湾内に実在する七福神の島」を模しているそうです。
この写真には3つしか写っていませんでしたね、すみません。。。
右から、恵比寿・大黒天・布袋尊です。

[画像]
これは大黒天のアップになります。
いつ見ても、砂紋は見ていて飽きないものです。

そこの次に歩いていくと、茶屋の雰囲気が・・・。
[画像]
・・・お見苦しいものをお見せいたしましたが、プライベートでは滅多にズボンを履かない浅野の貴重映像です笑

ここに座って正面には、私の1番大好きな竹垣・光悦寺垣が。
[画像]
拡大!
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光悦寺垣とは、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦ゆかりの京都・光悦寺にある竹垣の名称です。
緩やかな円弧を上の太枠が描いており、片方は地面に接していて、中は割竹を表裏に2枚あわせ、斜め格子状に組まれている珍しい形の竹垣です。
私は実際に光悦寺には行ったことがないのですが、行った弟の話によると、5M以上はあったとか・・・。
誰か行かれた方はいらっしゃいますか?
(忍者系のゲームに光悦寺垣ってよくあるんですw)

また、このイスのすぐ隣には、山村風のもの。
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こういうのがあると、すぐに覗いてみたくなったり。
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そのすぐ横には、ここにも可憐な生花が。
ウノハナとツバキでしょうか?

丸窓の先には、こんな道や
[画像]
こんな道があったりして、
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とても居心地のよい空間でした。
・・・人があんなにいなければっ!!

円通院にはバラの庭もあり、「バラ寺」とも呼ばれるそうです。
バラの庭はアップ用に準備していなかったので、バラの噴水の写真で勘弁してください・・・。
[画像]
なぜバラなのかという話をする前に、今更ですが円通院の話をw

円通院は松島・瑞巌寺に隣接したお寺です。
伊達政宗の嫡男・伊達光宗の菩提寺です。
(瑞巌寺は伊達政宗の菩提寺になります。)

 ●徳川家●                ●伊達家●
   家康        愛姫(メゴヒメ) ――― 政宗
    |          <陽徳院>   |  <瑞巌寺>
   秀忠                   |
    |                    |
   振姫(フリヒメ) ―――――――  忠宗
                 |
                 光宗
               <円通院>

庭園形式は回遊式でいいのかな?

この光宗公の霊廟・三慧殿の厨子には、支倉常長が西欧から持ち帰ったというバラが描かれており、円通院はバラを題材にしているのだそうです。

[画像]
そしてバラの庭を通り過ぎたところにあるのが、遠州の庭になります。
遠州とは、江戸時代初期の作庭家・小堀遠州のことで、二条城二の丸庭園や金地院などを幕府の作事奉行としてつくった人です。
円通院のこの庭は、伊達藩江戸屋敷にあった小堀遠州作の庭を移設したものと言われているそうです。

その前にまたもや生花が!
全体写真は載せませんが、ものすごくダリアの花が綺麗でしたので、アップ写真を載せます☆
[画像]
[画像]
デスクトップの背景にしたい人がいましたら、送りますので笑



すごく長くなりましたが、大して説明もないまま円通院の反省会を終わりたいと思います。
お疲れ様でした笑


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