花と樹と風と土 ガーデン工房 結 -YUI- のガーデン通信

京都の庭園をめぐる 東山編へのコメント

向井康治
2009/10/10 12:26
井出様

コメントありがとうございます。
いつもパワフルなプログ、少し耳が痛い思いをしながら拝見していたところでした。

さて、京の庭の魅力…。
じつはわたしにも最近までまるで分かりませんでした。
わたしはずっと西洋庭園を勉強してきましたし、デザインする庭もイングリッシュガーデンの影響を受けるものがほとんどでした。
そんな中、日本には古くから和風庭園の歴史と伝統があるのに、それも知らないで何が西洋庭園だ、というようなご批判を受けたことがあります。
和風庭園ももとは輸入されたもの、と安易に反論することもできず、反論のために勉強を始めました。
机の上で読む日本庭園史は、しかし面白いです。そのうちに(当たり前ですが)実際の庭園を見たくなり、その第一回が今回の庭めぐりなのでした。
と言うと、あらかじめ勉強しないと魅力がわからない、という文脈になってしまいますね。
でも今回連れて行った、わたしのデザインした庭にはまるで興味を示さない娘、平安神宮の庭は大のお気に入りなのだそうです。
うーん、人それぞれ、いいものはいい。
ということでしょうか?

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