花と樹と風と土 ガーデン工房 結 -YUI- のガーデン通信
白岡に武内比登美さんを訪問する
ニックネーム: 向井康治
投稿日時: 2011/08/23 05:47

毎年、暮れになると、
「ムカイさ〜ん、時間空いてない?」
武内さんから電話が掛かってきます。
年末のただでさえ急がしい時に、さらに忙しく飛び回る武内さんと時間調整をするのは至難の業で、結局いつも暮れも押し詰まった28日あたりから30日まで、どうかすると大みそかまで武内さんの現場で過ごすのが毎年恒例となりました。
彼女のホームグラウンドは鴻巣ですが、毎年年末になるとその鴻巣周辺から友人たちが秩父に泊まりに来てくれるので、その秩父にいる彼らの元にわたしが夜遅く鴻巣あたりから駆けつけるというのも、ここしばらく続く年末の恒例となっています。

さて、武内比登美さん。
わたしが鴻巣のNPO法人フラワーピースのご依頼でポケットパークのお仕事をした際、当時その理事をしていた武内さんを紹介して頂いたのが最初でした。
埼玉まごころ国体の年で、その時彼女は会場に展示するコバトンのモニュメントの製作に余念がありませんでしたから、2004年のことです。
わたしも別のフラワーボランティアグループでリーダーの一人として国体会場でフラワーカーペットやモニュメントの製作に当たっておりましたので、会場でもご一緒し、その後2006年の国際バスケットボール選手権会場近辺を飾る花のボランティアでも一緒になりました。

2007年にわたしがガーデンを手がけた「ザウスロンジャビティ熊谷」のオープニングイベントで寄せ植え教室をお願いしたのをきっかけに、それから今日に至るまで様々なガーデンの仕事をお手伝いさせて頂いてきた次第です。

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その寄せ植え教室の時の写真ですが、こんな写真しか残っておらず、恐縮です。

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「もぉ〜ムカイさん! もっといい写真を使ってよぉ」
叱られるといけませんので、彼女のHPから拝借します。

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様々なメディアに登場し、様々なイベントに駆り出され、鴻巣では立ち上げ当初からオープンガーデンの世話役をやり、イギリスに単身乗り込んで日本女性では初めてエデン・プロジェクトに参加しと、八面六臂の活躍の彼女はたぐいまれな行動力と発想力、そして何よりも男性顔負けの気っぷの良さと心意気の人です。
頼まれた仕事は断れず、頼まれなくても大切な仕事は率先して引き受け、個人邸の仕事でもついついサービスしてしまい、ビジネスよりもボランティアに時間を割くことか多くていつも会計士さんから、「どうしてこういつも利益率の低い仕事ばかりしてるのですか」と叱られ続けている、そんな人です。

その彼女からの昨年末の依頼は、白岡に新設する新しいオフィスの庭づくり。
今回は年末ギリギリまでやっても間に合わず、正月3日から仕事を始めるハメになったのですが、その「花の家 Garden Chmbre dhote〜ガーデンシャンブルドット」を昨日は訪ねてきました。

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わたしの担当はまずこのエントランスの石張り、ゲートの建て込み。

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大谷石の平板の搬入。

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木製フェンスとガスボンベの囲い。

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そしてこの敷きレンガでした。

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このレンガ水栓は、川越の「すぺいん亭」というパエリアの美味しいスペイン料理のお店のオーナーさんが、旧店舗の古いレンガを分けて下さるというので、二人で剥がしにいくところから始めたものです。
寒風吹きすさぶ中でハンマドリルを使って、結局それがわたしの五十肩の引き金になったという曰く付きの水栓です。

さて、この日の訪問の目的は、武内さんが先頃立ち上げた「HANA sakaso プロジェクト」の打ち合わせでした。

それについてはまた長くなりそうなので、次回です。




すっかり忘れていましたが、よろしければ、ホームページもご覧下さい。
 http://www.yui-garden.com/
















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