打たれる!
自明の理です。
仕方の無いことです。
そう思いながらも、打たれるたびにへこんでいた10年ほど前のわたしに、教えてくれた人がいました。
地元のジャンヌ・ダルクと呼ばれている、常に闘い続けている華道家の女性でした。
向井くん、本当に打たれたくないと思ったらねぇ…
相手が打ちたくても打てない高さまで伸びればいいのよぉ。
そうすればみんなバカバカしくなって打たなくなる。
それでもハシゴを掛けてよじ登ってまで打とうとする人がいたとすれば…
向井くん。それはねぇ、
もう敵じゃなくて、味方なんだよ。
胸がすぅ〜っと楽になった気がしました。
未だにときどきその言葉を思い出して、すぅ〜っとなることが有ります。
そんなときは、
ああ、自分は今もちゃんと闘えているんだな、と思います。
こんな話を、最近久しぶりにしました。
相手は庭のお客さまですが、やはり、いつも闘っている様子の、とても素敵な女性です。
だからわたしも、素敵な庭を造らなければなりません。
よろしければ、ホームページもご覧下さい。
http://www.yui-garden.com/