昨日はM町での単発の仕事。
福祉用品を扱ったり住環境整備をしている取引先があって、大切におつき合いさせて頂いているのだが、時々そちらからこのような単発の仕事が入る。たいていはご家族の足腰の具合が悪くなられたり、そのご家族が退院されたりするタイミングでお話を頂戴するため、あまり先延ばしはできない。
継続的な入っている現場があれば、従って週末にさせて頂くことになる。
これだけの仕事をするのに、軽トラック山盛りの資材と道具が必要だった。
扉の内側にはあと段差解消用の木製ステップがある。
大工、アンカー、はつり、削孔、型枠、左官、手すり組立… 一日の仕事とはいえ作業内容が多岐にわたり、簡単に取りに戻れない遠方が多いので、どうしても資機材の数が多くなる。
それにしてもわれわれは、いずれ自分たちの足腰が弱ったり自分の足で歩けなくなったりする事を想像して、あらかじめ身の回りの環境を整えたりしないものなのだなぁと、しみじみ思う。
それだけの暇もお金も無いし…
でも後になって、慌てて何とかしないと儘ならない事態となる事もある。
そういう事例が最近はとみに多い。
そして、その為の介護保険も大した補助はしてくれない。
だからわれわれ異業者が週末ごとに、山盛りの道具を積んで遠出をする事になる。
なんか根本的に良くできないものだろうか?