一面の麦畑の中、そこだけ黄金色に色づいた一角がありました。 早稲の品種なのでしょう。 農家の方が収穫の準備をされていました。 眩しいくらいの太陽の下、きらきらと輝く麦穂が美しいと思いました。 久しぶりに再開した現場の仕事に余裕が有るはずもないのに、それでも車を停めてしばらく見入ってしまいました。 黄金色の波 これはいつか夢に見た景色 夢の中ではたしか誰かが その波の寄せる あの岸辺にいた この黄金色の海は深く わたしの渡るには深すぎて もどかしい思いでついたため息だけが そよと風になって 波の上を渡っていった あの岸辺にそれは届いたか あの人の足元までそれが届いたか 遠い夢はいまも教えてはくれない ひらり飛び込めば わたしのすっぽりと消えてしまいそうな 高い空の下 黄金色の波 ホームページもよろしければご覧下さい。 http://www.yui-garden.com/