思い出の池に立ち寄りました。週に一度は訪れます。 息子に内緒で、ある事を確認する為です。 4年前・・・飛べなくなって弱っていたカルガモ(女の子)を保護。 体調が回復するまで我家の家族となりました。 息子が「カルー♪」と命名しました。 家庭菜園で作ったレタスをあげるのと、水浴びが日課です。 最初は怖がっていた息子が一番の仲良しになっていました。 元気を鳥戻したので…あっ違っ…取り戻したので 和歌山県と協議して放鳥(2009年当時の画像)。 カルー♪は慣れすぎて逃げないどころか、立ち去ろうとすると 追いかけてきます。池に入れてもすぐに足元へ寄ります。 カルガモの習性でしょうか? 名前を呼ぶと寄ってくるまで仲良しになっていました(特に息子)。 そばから離れない理由。そりゃ〜そうです! 息子はお別れが寂しくって、何度も「カルー♪」って呼ぶからです(笑)。 息子をなだめて 約30分・・・やっと池に入りました。 コンクリートが濡れているのは、何度も戻ってきた足跡です。 今でも息子は「カルー♪」友達出来たかなぁ?と(ちょっとカワイイです)←親バカ。 池の淵・・・お別れシーンです(2009年当時 家族3人で)。 次の日・・・息子にせがまれ確認に行きました。 ゆったりと湖面にいる姿を確認しました。 大声で「カルー♪」と呼びたい気持ちを抑えている息子が横にいました。 息子の目の高さに座り込んで、しばらく一緒に眺めていました。 帰りの車中、バックミラーで息子の様子を見ました。 彼はバックシートでひとり静かに泣いていました。 男の子です。私は気付かないふりをしました。