前回、バラ染めについてのコメントを頂いたので、ご紹介します♪ 秋は、春に比べて湿度が低いので、花びらを乾燥させるのにピッタリの季節です☆見頃のピークを過ぎた花を摘みます バラ染め用に花色の濃いものを選び、赤色系と黄色系に分けて乾燥させています☆ 秋に良く咲く黄色系のバラ 【パット・オースチン】 【ゴールデン・セレブレーション】 【バター・カップ】 【ゴールド・バニー】などなど その後、乾燥した花びらを使い、染色します☆ 黄色系の花びらで染色したストール 布は本場、群馬県産の絹を使っています☆ こちらは、バラ染めした糸を使った織物 真ん中の明るいベージュの糸がバラ染めしたものです 柔らかく暖かみのある色です☆ 群馬県は、国産繭の44%、生糸は約30%を生産する日本一の蚕糸県です☆ 群馬県民ならみんな知っている『上毛かるた』の中にも 【繭(まゆ)と生糸(きいと)は日本一】 【桐生は日本の機(はた)どころ】 【県都前橋 生糸(いと)の市(まち)】 【日本で最初の富岡製糸】という札があります 群馬の蚕糸業は、文献に明記されているだけでも1,200年以上の歴史と伝統があります。 明治の日本国家を支えた生糸。その生糸の生産を近代化するために、日本で最初の模範工場となる富岡製糸場が明治5年に開業しました。官営工場としては、ほぼ完全に残る唯一の施設で、今もなおその美しさを保っています。 詳しくはこちらのHPをご覧下さい☆ 富岡製糸場 世界遺産推進HP 上毛カルタと養蚕(群馬県HP)