ANTONスタッフブログ
駐車場の草目地(タマリュウ)の手入れ
ニックネーム: アントン・ランドデザイン
投稿日時: 2010/04/05 19:17

こんにちは、Itoです。

雨続きで肌寒いですね。
それでも北杜市武川町の神代桜(樹齢2000年と言われる)は
現在ほぼ満開と、先ほどラジオで話していました。

まだちょっと寒いかなとも思ったのですが
あまりに見た目が悪いので、先日、展示場の草目地(タマリュウ)の
一部を手入れしましたので、今日はそのお話を。

駐車場の目地に草目地としてよく使われるタマリュウですが
車を走らせていると、土間の中で傷んだタマリュウをたまに見かけます。

これ↓は、うちの土間の中のタマリュウで、葉が枯れこんでいる例。



こちら↓は、無くなりつつある例。(タイヤがよくのる部分です)


すぐとなりではこんな↓に元気です。


うちの場合、ここは営業車の駐車場であるため、普通のお宅よりも
出入りが激しいせいで、本当によく傷みます。

こんな風に傷んだタマリュウは、春、暖かくなってきたら手入れをしてあげましょう。

まずは・・・

@枯れこんだ葉をむしり取りましょう。間に生えている雑草もとります。
  地表に根が出てきている場合は、上に新たに土をかぶせてあげます。


(そのままにしておくと、風通しが悪いため、根元から腐ってきます。
また枯れた葉をとることで、どの程度傷んでいるか、確認できます。)

通常はこれだけしてあげれば、新芽が出てきて回復しますよ。
ここからは、うちのタマリュウみたいにひどい場合・・・です。

A元気なところを掘り上げて、


B株分けをします。

手でほぐせば、根をあまり傷つけることなく株分けができます。

C無くなりつつあるところは一度掘り上げて、根が黒く枯れている部分は捨てます。
 根も白く葉も青々した元気な部分は、残します。

D分けた株や残した元気な苗を、空いた部分に植えます。


E土が下がっているところは土を補充します。(今回はバーク堆肥で補充しました)

これで、お手入れ終了です。
株分けなんて面倒だわんという方は、傷んだ苗は抜いて
新しい苗を購入し、植え替えをしてください。

今やっておけば、夏にむかってまたきれいに回復してきますよ。


私も、まだ残っているところがあるので、がんばります。

Ito


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