各地から 初雪 初氷のニュースが 届くようになりました。 一年の3分の2以上 半袖か 作業服を腕まくりしている僕ですが 今日は ちょっと寒いなぁと 感じました。 先日のフィギアスケートNHK杯や 旅行代理店のスキーツアーのパンフレットを見ていると ウインタースポーツを楽しみたくなります。スポーツで 滑るのは良いのですが そろそろ 受験生の前では 滑る話は 禁止ですね。 さてさて 今回は 「冬になると 怪我をする家」のお話。 以前 門周りのリフォーム工事でお世話になったお客様から 再び ご相談を受けました。 「母の家なんですが 玄関前のスロープが 急で 怖いんです。この前 そのスロープのところではないのですが 滑って 手首を骨折してしまったんです。冬になると 凍って さらに怖くなるので 冬になる前に どうにかしてほしいんです。ちょっと 遠くなんですが 見てくれますか?」 大丈夫です。 お世話になったお客様のご指名ならば 行きますよ [画像] なるほど 確かに急ですね。 人も 車も ここを通って いるわけですね。フムフム・・・・・ もう 20年も これだったんですね。 家族もそうですが お客さんや 宅急便屋さんも だいぶ 怖い思いしたでしょうね。 なるほど 危ない日は ここを通らずに 裏口を使って 出入りしていたわけですね。 なるほど なるふぉど・・・・・・・ それにしても 骨折された手首 まだ だいぶ 腫れてますね 見ている私も 想像しちゃって つらいですね。手首が治るまで 運転されないならば その間に こちらも どうにかしてしまいましょう スロープ左側は 勾配がきつく 日当たりも悪いので 凍ってしまうと なかなか 氷が解けず 夏は コケが ついてしまい やはり 滑りやすいとのことだった。 僕が 考えた設計コンセプトは こんな感じです。 @勾配のきつい左側は 極力 歩かないようにする Aそのためには 人を 右側へ自然と誘導するようにする B床の仕上げを 変え 人が右側に誘導されるようにする C手すりをつけることで さらに 人の導線を アピール D車道については 現在より さらに すべりにくい タイヤがグリップする仕上げにする きれいにするだけの工事ではなく 安全第一が 最重要項目ですから 床仕上げについて 3パターンの提案を行いました。 それでは 恒例のビフォーアフターで 行きましょう 施工前[画像] 施工後[画像] 人の導線には サビミカゲピンコロ敷き ハイヒールは少しつらいかもしれませんが ここは がんばってください![画像] 車の導線は Oリング+少し強めの刷毛引き仕上げにしました。[画像] このスロープで もう 人が 滑って怪我をしないように 塩でもまいて お祓いしておきましょう。 融雪効果も あるからね