本日より これで 6回目のリピートになるお客様の工事を開始した。 朝方 少し雨がぱらついていたが カンカン照りでない方が 身体が楽だ。 それでも 庭の芝生をはがしていると 汗が吹き出し たちまち 作業服が ずぶ濡れになった。濡れた作業着に土がつくと 叩いても落ちず すぐに 作業着が 真っ黒になってしまった。 10時に お客さんがお茶をいれてくれた。 「あら 社長さん自ら 仕事しているところ 初めてみたような気がする」 「えーーー!」 「ショックですねえ これも これも これも 全部 僕が作ったものじゃないですか! ウチは 社長自ら 真っ黒けになって働く「ブラック企業」と呼ばれているんですよ! 真夏になったら 日本人かどうか分からなくなっちゃうくらいなんですから・・・・」 自分で言いながら なぜか 少し悲しくなってきたが まだ 若いし 自分が現場に出張ってくることを望むお客さんもいるから これでいいんだろうな 本来の意味でのいわゆる「ブラック企業」という言葉が 最近 若者の間で流行っている。 「使い捨て」「法に触れる営業スタイル」「逸脱したパワハラ」などが その特徴とされる。 確かに これは凄過ぎるという会社もあるだろうが ちょっとプレッシャーやストレスがかかると 「ウチの会社はブラックです」と 公然とテレビで言っている若者を見ると 腹が立つ まあ いつの時代でも 会社と上司の悪口は 恰好の酒のネタですが テレビはまずいでしょ やっぱり・・・・・ 当社も 来月 決算を控え なんとか いい成績を残したい 次の夢へつなげていきたいと思っている。 軍手焼けしようが 多少お肌にシミができようが まっくろけになって 稼ごうじゃないか その先に 黒字 黒字の決算書 「優良ブラック企業」と言われる日が待っているはず