いったい ぜんたい 何 やってんだ エライ先生は? 安保関連法案について 法学者たちが 団結して 「憲法を守れ 法治国家を守れ!」とやっている中 こんな騒ぎを起こして・・・ それとも 「違憲だ 違憲だと 偉ぶっている憲法学者も 実は いい加減な奴なんじゃないか?」と国民に思わせる為の生贄なのだろうか? 20数年前 僕は 司法試験受験生だった。 僕の大学にも 刑法の司法試験委員がおり 僕は その先生のゼミに潜り込み いつか ポロッと 今年の論文問題に近い話をするのではないかと 期待していたもんだ。 本番の論文試験の時も この先生独特の言い回しであった「〜といわざるを得ない」という強い断定調で 論文を書いた記憶がある。もし その先生が この解答用紙を読んだら 甘く点数つけてくれないかなぁと思って。 もちろん そんな淡い期待は まったく裏切られたのだが・・・・ 当時の司法試験合格平均年齢は 29.8歳だった。 早々に受験をあきらめた こんな僕でも 「なんとか 受かりたい」との情熱が そんなことをさせるのだ。10年以上受け続けている人などは 僕が 「あの先生のゼミ 今日は こんな話題だった」などというと 飛びついてきて 事細かに 僕のあいまいな情報にすがってきたもんだ。 「天網恢恢 疎にして 漏らさず」ということわざがある。 神様のもっている網は ちゃんと 悪い奴を捕まえるよ という意味だ。 今回 受験した女性は 問題を事前に知っていなければ 書けないようなことまで書いてしまったが為 怪しまれ バレたらしい。 生真面目な人だったのかもしれない。完璧な答案を求めるがあまり ほころびが出てしまったのだろう。 しかし こういう完璧主義の人は 大体の場合 社会人として 成功しないのではないだろうか?と 生意気にも心配してしまう 彼女は 今後 5年間 試験を受けることすら 禁じられた。 「試験」でなく 人生のつらい「試練」になってしまったもんだ。