今やっている工事では、山留めを行い、地下4.5m掘り下げています。
当然ながら地下水もあり、シートパイルにて横からの湧水はさほど無いものの、下からは若干湧いております。
4.5mでこの量であればまだ良いほうなのでしょうか?。
この泥水を、薬品を使ってきれいな水にして処理する。これも環境にやさしく。山創のこだわりです。。。
[画像]
泥水をそのまま放流せずに、水タンクに一時貯蔵。この現場では5m3のタンクを2基用意しています。[画像]
泥水にポリ塩化アルミニウムを1m3あたりに200cc注入。[画像]
今回は5m3なので1リットル注入して、撹拌します。
この撹拌は水中ポンプをホースなしで使用しました。[画像]
これにより泥水の泥の成分を凝集させます。
[画像]
次に高分子凝集材の粉を水に溶かし水溶液を作成し投入。そうすると、浮遊していた泥の成分が一気に沈殿し、きれいな上水が残ります。
放流前にペーハーの確認!。[画像]
今回はPH8と、中性に近い弱酸性でした。
そして、底面より少し高く設置した水中ポンプにて放流。
分かり難いので、ペットボトルにとって見ました。[画像][画像]
予想よりきれいな上水です。 でもさすがに飲む気にはなれませんが・・・・。
他の現場では湧き水が多いため、泥水処理兼ペーハー中和装置を設置しているところもありますが、1セット120万ほどかかってしまいます。
この薬品なら少量時には十分お役に立てると思います。