横浜で外構エクステリアの山創建設
環境にやさしく。泥水処理。
ニックネーム: 横浜でエクステリアのyamaso
投稿日時: 2009/03/04 06:00

今やっている工事では、山留めを行い、地下4.5m掘り下げています。

当然ながら地下水もあり、シートパイルにて横からの湧水はさほど無いものの、下からは若干湧いております。
4.5mでこの量であればまだ良いほうなのでしょうか?。

この泥水を、薬品を使ってきれいな水にして処理する。これも環境にやさしく。山創のこだわりです。。。
高分子凝集材

泥水をそのまま放流せずに、水タンクに一時貯蔵。この現場では5m3のタンクを2基用意しています。水槽

泥水にポリ塩化アルミニウムを1m3あたりに200cc注入。投入
今回は5m3なので1リットル注入して、撹拌します。

この撹拌は水中ポンプをホースなしで使用しました。水中ポンプで攪拌
これにより泥水の泥の成分を凝集させます。
さらに手で攪拌


次に高分子凝集材の粉を水に溶かし水溶液を作成し投入。そうすると、浮遊していた泥の成分が一気に沈殿し、きれいな上水が残ります。

放流前にペーハーの確認!。簡易ペーハー確認紙
今回はPH8と、中性に近い弱酸性でした。




そして、底面より少し高く設置した水中ポンプにて放流。

分かり難いので、ペットボトルにとって見ました。ペットボトルに入れてみましたご覧の通りきれいに
予想よりきれいな上水です。 でもさすがに飲む気にはなれませんが・・・・。

他の現場では湧き水が多いため、泥水処理兼ペーハー中和装置を設置しているところもありますが、1セット120万ほどかかってしまいます。
この薬品なら少量時には十分お役に立てると思います。





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