すべてのことは庭から
ミモザ悲話
ニックネーム: sarah
投稿日時: 2011/02/18 21:36


春を誰よりも早く運んでくる木、

我が家にとって、それは 「ミモザアカシア」 でした。

早い年には 2月中旬に ふさふさした クリームイエローの花房を 揺らして

テラスの両側に あかるい ブルーグリーンの葉を持つ、ミモザが 咲きますと、

どんな言葉でも言い尽くせない ミモザの魔法にかけられたような

幸せを感じてしまいました。

ミモザ最後の日




ところが、5年前の 3月(だったと思います)

突風が吹き荒れ、家を持っていかれそうな 悪天候となりました。




ボキッ、バリッ!!!

ドドドーーン!!!!

メリメリッ・・・・・

尋常ならぬ ミモザの悲鳴!!!

真夜中、庭に飛び出して撮った 写真 ↑ です

なんと、かわいそうに・・・・

15年以上たった大木だったのに、幹が折れるときに根っこが持ち上がって切れたのです。

瀕死の重症なのが 私たちにはすぐにわかりました。

起こそうにも起こせません。

寝たきりになったミモザさん・・・


その後、庭師さんに来てもらい、相談して、大きな支柱で斜めに寝せたまま、

お花を咲かせるように考えてもらいました。
ミモザ支柱で再生



なんとか、渾身の力を振り絞って 最後の花を咲かせ、使命を果たしたあと、

急速に弱っていきました。

今も、ミモザ亡き後の 株元を見るたび、つらいです。

守って上げられなかった自分が くやしいです・・・・合掌



現在、跡地では 毎年、天然のヒラタケがどっさり生えてくる場所になりました。












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