こんにちは 設計福本です。 久しぶりのブログ更新になりました が、今日ばかりは書かないといけませんね。 今日8月9日は長崎へ原子爆弾が投下された日です。 朝から平和公園で行われる、平和式典に備えて警備する警察官の姿と、夏休みの登校日に出かける小中学生の姿が見られました。 毎年恒例の光景です。 今日の事については皆さんご存知でしょうから、ここでは書きませんが、長崎市内の現調に行った際見つけた「被爆の一本足鳥居」をご紹介します。 昨年の冬、山王神社様の工事に伴い現地調査に伺った際撮影しました。 山王神社は爆心地から800mの地点にあり、原爆の強烈な爆風により付近の建物は全壊全焼し、この鳥居が片側のみ奇跡的に残っています。 (元々建っていた4本の鳥居の内2本が倒壊し、一の鳥居はそのままの姿で残っていたらしいが後年交通事故で倒壊。 現在一本足の二の鳥居だけが残っています) 鳥居の上の境内にあったクスノキも真っ黒に焼け焦げていたそうですが、現在はまた葉が茂り樹勢をとりもどしています。 最も、幹回りに比べ丈が低く(10m程度)原爆で上半分が焼けた影響が残っています。 以前山王神社の近くに勤務していましたが、なぜか見る機会がなく、この時初めて生で見ました。 もう半年以上前のことですが、なんとも普通ではありえない光景は気持ちをざわめかせるものがありました。 (福本) ご質問・お問い合わせはこちら こちらもぽちお願いします にほんブログ村