〇 ポール・スミザーと秋の植栽メンテナンス会 〇 【 にいがた「緑」の百年物語 】 といって、様々な自然に関係した活動や・講習・ボランティア整備 が行われています。その中のプログラムの一つです。 ポールさんが設計した公園(ナチュラルガーデン)の植栽やメンテナンスが、ポールさん直々毎年春秋の2回行われています。 私は今回始めて旦那君と二人で参加させていただきました。 市の職員・何かの会員・一般参加で、全部で30人くらい集まりました。 始まる前に憧れのポールさんと談話です。 テレビで見るより若くて、話すときは青い瞳がキラキラ ユーモアたっぷり。話が止まらない。いろんな事をお話してくださいました。 私 ・・・「写真撮らせてもらっていいですか?」 ポール・・・「 こんな顔でよかったら!!」 彼の本を持っていってサインをしてもらいました。 イラストもすらすら・・・・・ ポールさんから、今日の作業の説明です。 男性はバーク堆肥を木の周りに敷き積める作業・池のメンテ。 女性は雑草取りと花の植え替え。 ポールさんもみんなと一緒に草を取りながら抜く雑草と残す植物の説明。 良い株に成長した物は残しますが、それ以外はせっかく植えたものでも抜きます。 (宿根草で、特にグラス類) ポールさんは長靴も履かず、素足で池の中に・・・・ 水を抜いてドロドロ状態です 池の掃除では、ポールさんも池の中に入りウシガエルを非難させる優しさ・・・・ 休憩時間の時も植物についての質問にいろいろ答えてくれました。 彼はとても楽しそうに作業をされていました。 ポールさん・・・・「マッハ7で、いきましょう!」 みんなもそれにつられてホントに楽しそうでした。 グラス類が多いので 雑草と間違って抜いたものもあったかも 2時間半の作業でしたが、あっという間に終わってしまいました。 2ショットの写真を撮ったとき、私がをしたら、 ポールさん・・・「いまどきピース?懐かしいね!」と言われちゃいました。 うちの旦那君は、憧れのポールさんと握手までして、テンション っぱなしでした。 旦那・・・・「大きい手だったなあ」 次回は、来年の春5月に植物の植え付けが行われるそうです。 一般参加が可能ですので、お近くの方は是非参加してみてはいかがでしょうか。 会費0円。ペットボトルお茶付き。ボランティアです。楽しいひとときでした。 追加のブログ ポール流の庭について彼に聞いたら、水は自然に任せるのだそうです。 この公園の植栽ははあんなに雨が降らなかったのに成長はすごく遅く大きくなっていないけれど、枯れていませんでした。 過酷な自然状況でも生きられる種類を植えるのが、鉄則だそうです。 グラス類・ハマナス・ワレモコウ・萩・ルドベキア・おみなえし・日本の古代ラン・ミント・ハーブ類(名前忘れました)その他 派手な花はなにもありません。 防草シートに切れ目を入れて、そこに苗を植えます。1年たって株のできたものは残し、ダメな物は抜きます。 その上に小砂利を敷き詰めます。 それで雑草のタネは砂利の上でストップ。 植えた一年目は、株を成長させて花は期待しないのだそうです。 二年目にしっかりした花が咲くそうです。(水はやらない) 日本は雨と湿気が多いので、宿根草はすぐ育つのだそうです。 でも、ピークは2年くらいで終わってしまうものもたくさんあるらしいです。 それで、何箇所かのエリアに分けて、サイクルを変えて植えます。 ベスト状態の花が公園の中にいつもあるようにするのだそうです。 ちょっと気になったのは、庭木(やまぼうし)をこの時期に移植したことです。 普通だったら、木が葉を落とした休眠期に移動するのが一般的だと思っていたのですが、 今の時期に移すと根が動き、活着が早いそうです。 パーゴラに何も絡んでいません。 地区のおばさんたち・・・・「ばらを植えましょう!」 ポールさん・・・「ぶどうが、いいでしょう!」 男性A・・・・「ぶどうがなれば人が公園に遊びに来るかも!」 地区のおばさん・・・・「虫が食って実をつけさせるのは、むずかしいよ!」 ポールさん・・・・「葉を見るのです!」 おもしろい会話でした。 この夏に水をあげないなんて、いじめみたいですよね。 以上追加でした。