「冬ぞさびしさまさりける・・・」 の歌ほど、己斐は山里ではないのですが、 雪が積もった日は出歩く人も少なくなります。 が、本日の「とんど」には己斐上地区の方達がたくさん集まっていました。 ( どんどなのか、とんどなのか、己斐では「と」です・・・) 地元の有志の皆さんが切り出してきた竹の長さは約4〜5メートル。 風が強くなる、という予報だったので例年よりやや低くしたそうですが、 それでも間近で見ると、大きなものです。 着火です。 燃え始めをささっと撮影して、 消防団員として、「火の粉警戒」任務に当たります。 火が落ち着いてくると、 ホッと一息ついて、 竹の先でお餅をはさんで、焼いていきます。 焼けるまでの間、 あつあつのおでんをいただきます。 たき火で体の表面が、 よく味のしみた大根で体の内側が、 じわ〜っと、温もってきました・・・。 任務中なので、アルコールはいただけませんが、 竹に入れて燗をした日本酒も。 暖まるだろうなぁ・・・。 お餅もいい色になってきたようです。 アツアツのところを、きな粉や砂糖醤油をつけてほおばりました。 ついつい何度も手が伸びるおいしさです。 寒い冬の一日 みんなと火を囲むと、心も温まります。 とんどの火 冬ぞぬくもり まさりける 人目も草も 燃ゆるとおもへば ごちそうさまでした・・・。