紅葉も進み草花も黄色や茶色に色づいています。 そんな晩秋の今、満開の宿根草があります。 日本のキクです。 シマカンギクなどをもとにつくられ、数多くの園芸品種があります。 ヨーロッパではクリサンセマムとして晩秋の宿根草ガーデンを彩っています。 よく畑の隅っこに植えられている、あのキクです。 日本の切り花のイメージが強いのですが、 自然風にグラスなどと一緒に植えるとナチュラルな雰囲気になります。 ガーデンでは小輪の品種が使いやすいでしょう。 開花時に倒れる場合は6月上旬ごろに草丈の半分近くを 切り戻すことでコンパクトに倒れず咲かせることができます。 写真の薄ピンクと赤いキクはなぜか園外の藪の中に生えています。 お客様が絶対に通らない場所にです。不思議ですよ・・・ ササやらフジと一緒に生えているところを見る限り、相当丈夫なのでしょう。 あまりに魅力的なので、色とりどりのキクとイトススキの枯れ姿を組み合わせた ジャパニーズオータムガーデンをつくろうかと思案中です。 黄色と薄めのピンクを中心にして赤や濃いピンクで引き締めながらっと・・ おっと、頭の中がお花畑になってしまいました。乞うご期待です!