京の夏の風物詩 前編、中編に続く・・・ もう、そろそろ用事を済ませるべく足を進めました。 しかし、又そこに「菊水鉾」が・・・ 「ちょっと通りすがりに見るだけぇ〜」・・・・・のつもりが、しっかり見物〜。 1つ1つの鉾は造りや装飾がそれぞれ違うので、ついつい引き込まれ・・・ 2m近くある大きな車輪は12トン程の重量を支えるだけあってデッカイU+203C 後ろ髪を引かれながら歩き進むと今度は「山」がいくつも続いてが見えます。 通り道とはいえ誘惑の嵐〜! 「どうぞ〜、厄除け 無病息災 茅の輪くぐってお参りして行って下さい」の声が・・・ こんな機会もそうは無い・・・とまたまた我を忘れ「山伏山」のお参りに・・・ 家族と会社の皆の健康をお祈りして先へ進みます。 次は「鯉山」。 「どうぞ〜、お参りして行って下さい〜」の声に、またまた・・・ 鯉山の象徴とも言える鯉は1650年頃の檜で 胴体、尾、ヒレとも見事に彫られています。 その鯉には登龍門伝説があるそうです。 昔、黄河の中流地域「函谷関(かんこくかん)」の上流、霊山に龍門(りゅうもん)という 峡谷があり、龍門の峡谷は激流で普通の魚は登ることができず、そこを登りきれた魚は霊力が宿り、 変じて龍になると言われていました。 この伝説になぞらえて、難関を突破して立身する事を「登龍門(龍門に登る)」と言うようになったそうです。 日本では江戸時代になると子供の成長と出世を願い、 各家で立てるようになったのが「鯉のぼり」だと言われています。 私も子供達の立身を願って鯉山を後にし、次に見える「黒主山」へ・・・ またまた、「お参りして下さいね〜」の声に・・・ 黒主山のご神体は、大友(大伴)黒主です。六歌仙の一人に数えられる人物だそうで、 ここでは謡曲「志賀」をモチーフにしており、志賀明神として祀られた黒主が、 桜の花を見上げる姿を表しているようです。 周りに飾られている織物も大変素晴らしく、あまりの素晴らしさに空いた口が締まりません。 まだまだ見るところ一杯。 しかし、気が付けば、もうかなりの時間を観賞してた事に今更焦り、 用事を済ませに慌てて猛ダッシュ〜! その後の予定を休む間もなくこなさなければならなかったのは言うまでも無いU+203C へへっ。 しかし、今日は足が痛い・・・ イタイ・イタイ・痛い・痛〜いU+203C 常から運動不足のオバチャンの体は悲鳴をあげてまっU+203C がはははははっ。 長いことお付き合い下さったあなたへ、おまけ写真〜。 黒主山の近くで巨大な登り鯉図が掲げられていました。 帯問屋「誉田屋源兵衛」さんが創業270年を記念して作成したものの様で、 270匹の鯉を描いたそうで、271年目の今年は271匹目が書き加えられたとの事です。 さて、この中に2匹の金の鯉が描かれているんですがみつけたら幸せになるかもU+203Cですって。 2匹の鯉が分からないアナタ、邪念が大過ぎかもよぉ〜U+203C ふふっ。 なんて、小さくてみえませんよね。 幸せになれるかどうはさておいて、ここまで読んで下さったあなたは大変辛抱強い方のはずっU+203C 私の意味分かんないブログにお付き合い下さったんだもの〜〜〜きゃははっ〜♪ 祇園祭と伝統の素晴らしさを少し分かった1日でした。 長い間ごらんくださって有難うございました〜 T