京都のhory garden日記(旧)
ケセランパサランが宿っていたならば、どう思ったのだろう。
ニックネーム: hory garden(旧)
投稿日時: 2010/11/16 17:41

日曜日、父と朝から枇杷の木を伐採した。

うちの家には枇杷の木が2本あるのだが

あまりにも根が張りすぎるのでそのうちの1本を伐採した。



枇杷の木は…

茂りすぎて風通しが悪くなるから縁起が悪いとか

万能過ぎて病人が集まるから縁起が悪いとか

根が強すぎて、家の基礎に悪影響を及ぼすとか


いろいろ…あんまり良い風に言われなかったりするけれど

Y家は、母が子供が肌がカサカサしてるのが治るって聞いたからって

美味しかった枇杷の種を植えて実生で育った木で…。

悪いイメージってなくて、そんな思いで植えてくれたのがとても嬉しい木だった。



[画像]

伐採した幹を見ると…本当につまっていて…

母がたぶん樹齢18年だねと年輪を見てしみじみ呟いた。

[画像]

お風呂に入れる葉も…新しい葉が沢山出てきていて…

来年の実になる花が付いていた。

[画像]

伐採した切り株からは、みるみる水があふれ出して…

でも水をその上の枝葉に上げる事が出来ず、泣いている様だった。



こんなに大きくなる前に、どうにかしてやらんとあかんかったなぁ。と父が呟いた。



ケセランパサラン…枇杷の木の精がいたなら、住処をなくして困っているのだろうか。



枇杷の木の精にかえせるものはないけれど…

枇杷の葉風呂にするために、葉をむしった。

大きな幹は枝をうち、ガレージの横で自然乾燥させている。

枇杷の材は堅いから長寿杖になると書いてあるのを見た。

磨けば、父の…母の杖に…そのうちなるのだろうか?



人間本位な考え方しか出来なくて、申し訳ないけれど

ちゃんと最後まで利用してくれてたんだねと…枇杷の木に思って欲しい。



そんな気持ちが湧いてきた。



すっきりした家の前、遮るものがなく

いつもより燦々と入る光が逆に寂しさを膨らませて…

その存在感を改めて感じた日曜日。










おまけの写真@は…

[画像]

そんなちょっとセンチメンタルな気持ちの後にですが

tombo様に頂いた切り花の薔薇、挿したら活着するかもしれないって

教えて下さったので一晩活けてから、一部を挿してみました。

(寒いから、ペットボトル温室くらいした方が良いかなぁ?)

tombo様を介して頂いたLisser様のセリンセは頂いた日のうちにまいてみました♪

Lisser様にありがとうございますメッセ入れたら、育て方も教えて下さって…

あぁ、庭ブロのお花繋がりって何て素敵なんでしょう!



tombo様、素敵な薔薇をありがとうございます!

Y家で、良い香りの薔薇を感じたいので、着きますようにと祈りながら

頑張って、育ててみたいと思います!




Lisser様、セリンセの種、ありがとうございます!

みんなと同じ花を咲かせて、一緒に喜びたい気持ちがいっぱいです!

ワクワクしながら発芽を待ちたいと思います♪




本当に…本当に…ありがとうがいっぱいです。





おまけの写真Aは…

[画像]

天神川の(11/15ブログ)

こうやって…季節が移ろうのをこの桜は一体何年感じてきたんだろうね。

そして、これから何年感じて行くんだろうね。

今って、大事だねって改めて感じるね。



                         (Y)


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