日曜日、父と朝から枇杷の木を伐採した。 うちの家には枇杷の木が2本あるのだが あまりにも根が張りすぎるのでそのうちの1本を伐採した。 枇杷の木は… 茂りすぎて風通しが悪くなるから縁起が悪いとか 万能過ぎて病人が集まるから縁起が悪いとか 根が強すぎて、家の基礎に悪影響を及ぼすとか いろいろ…あんまり良い風に言われなかったりするけれど Y家は、母が子供が肌がカサカサしてるのが治るって聞いたからって 美味しかった枇杷の種を植えて実生で育った木で…。 悪いイメージってなくて、そんな思いで植えてくれたのがとても嬉しい木だった。 伐採した幹を見ると…本当につまっていて… 母がたぶん樹齢18年だねと年輪を見てしみじみ呟いた。 お風呂に入れる葉も…新しい葉が沢山出てきていて… 来年の実になる花が付いていた。 伐採した切り株からは、みるみる水があふれ出して… でも水をその上の枝葉に上げる事が出来ず、泣いている様だった。 こんなに大きくなる前に、どうにかしてやらんとあかんかったなぁ。と父が呟いた。 ケセランパサラン…枇杷の木の精がいたなら、住処をなくして困っているのだろうか。 枇杷の木の精にかえせるものはないけれど… 枇杷の葉風呂にするために、葉をむしった。 大きな幹は枝をうち、ガレージの横で自然乾燥させている。 枇杷の材は堅いから長寿杖になると書いてあるのを見た。 磨けば、父の…母の杖に…そのうちなるのだろうか? 人間本位な考え方しか出来なくて、申し訳ないけれど ちゃんと最後まで利用してくれてたんだねと…枇杷の木に思って欲しい。 そんな気持ちが湧いてきた。 すっきりした家の前、遮るものがなく いつもより燦々と入る光が逆に寂しさを膨らませて… その存在感を改めて感じた日曜日。 おまけの写真@は… そんなちょっとセンチメンタルな気持ちの後にですが tombo様に頂いた切り花の薔薇、挿したら活着するかもしれないって 教えて下さったので一晩活けてから、一部を挿してみました。 (寒いから、ペットボトル温室くらいした方が良いかなぁ?) tombo様を介して頂いたLisser様のセリンセは頂いた日のうちにまいてみました♪ Lisser様にありがとうございますメッセ入れたら、育て方も教えて下さって… あぁ、庭ブロのお花繋がりって何て素敵なんでしょう! tombo様、素敵な薔薇をありがとうございます! Y家で、良い香りの薔薇を感じたいので、着きますようにと祈りながら 頑張って、育ててみたいと思います! Lisser様、セリンセの種、ありがとうございます! みんなと同じ花を咲かせて、一緒に喜びたい気持ちがいっぱいです! ワクワクしながら発芽を待ちたいと思います♪ 本当に…本当に…ありがとうがいっぱいです。 おまけの写真Aは… 天神川の桜(11/15ブログ) こうやって…季節が移ろうのをこの桜は一体何年感じてきたんだろうね。 そして、これから何年感じて行くんだろうね。 今って、大事だねって改めて感じるね。 (Y)