お盆休みも終わり、一回り大きくなった身体で仕事始めのTです。 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 私は短いお休みを利用して、今年も田舎に帰省しておりました。 しかし、田舎(長崎)に向かう道中、大雨で高速道路は通行止めになるし、 渋滞にはまるし・・・・・踏んだり蹴ったり・・・(日頃の行いが悪いから?) いつもなら10〜11時間もあれば余裕で到着するのですが、 今年はなんと23時間・・・・・ 本州最後の山口県下関市の壇ノ浦パーキングにて・・・・・(ここでは快晴) 実家に着いたころにはお尻や腰は痛いし、頭はボォーとするし、 しみじみと若くないことを実感っU+203C だははっ。 朦朧としながら家に入ると、 「お帰り〜、無事に着いて良かったね〜」と言いながら迎えてくれた母の笑顔に、 その疲れも吹っ飛んで、無事たどり着いた安堵感に包まれました。 翌日は、お墓を新しく建立したこともあって、兄弟集まって楽しいお食事会。 兄弟たちと懐かしい話に花が咲き、楽しいやら、忙しいやら・・・・・・(笑) アッという間に時は過ぎてしまいました。 滞在、僅か2日半と短かく、行の疲れも取れぬまま、京都へと帰ってまいりました。 別れの朝、寂しさを隠すように元気に振る舞う母の姿に、 思わず、この詩を思い出しました。 室生犀星(むろう さいせい) 小景異情 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや ひとり都のゆふぐれに ふるさとおもひ涙ぐむ そのこころもて 遠きみやこにかへらばや 遠きみやこにかへらばや 年老いた母の笑顔に見送られ、又、今日から元気に仕事に家事に励みま〜す。 T