さて、今日は昨日の続き、野宮神社を出ていよいよ「常寂光寺」へ向かいます。 ・・・とその前に、ちょいと簡単に「常寂光寺」のお勉強〜。 日蓮宗の寺院で、 慶長元年(1596)本圀寺十六世究竟(くきょう)院日メiにっしん)が、 この地に隠棲して開創した。寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で、 日蓮宗教義にいう常寂光土の観があるところから 常寂光寺の寺名がつけられたと言われています。 野宮神社から竹林を眺めながら歩きます。 観光シーズンじゃないことと時間も遅い事が重なって、 歩いてる人も少なく、静かな時間が流れます。 そしていよいよ常寂光寺に到着です。 門をくぐって拝観料を払い、階段を登りながら本殿に向かいます。 仁王門をくぐって中に入るのですが、わらじが沢山ぶら下がっていました。 仁王門像が目と足腰の病にご利益があるということで、 わらじが奉納されているそうな。 (わらじの奉納はしてないけど、私の腰のヘルニアにもご利益あるかしら?) ↑(すぐにご利益を求めるところから間違ってるか〜(笑)) ここから本堂へは少し急な階段を登って行きます。 末吉坂の苔の斜面は、それはそれは迫力満点U+203C 苔衣(こけごろも)きて住みそめし小倉山松にぞ老いの身を知られける(にっしん) いよいよ本堂に到着。 緑の光に癒されながら、しばしそこから見える京都市内の風景を眺めていたのですが、 京都タワーが薄っすら見えるのですが、皆さん、どの辺りかわかります? いやいや、このボケた写真で見つけるのは無理ですわな〜 はははっ 春の彼岸ごろには樹齢80年ほどの大木の枝垂れ桜が開花し、 晩秋には山の紅葉が色付いて、それはそれはすばらしい景色らしいのですが、 この時期は桜も、新緑も、紅葉もありませんが、 ただただ緑一色の景色も何ともすばらしいものでした。 本堂の裏側には川が流れていて、落ち着いた感じの庭園になっています。 縁側では座ってゆっくり見学することができるようになっています。 本来なら、座ってゆっくり眺めたいところですが、 何段もの急な階段を登って、 微妙に汗ばんだオバちゃんの身体は蚊の餌食となり、 痒っ、痒っ、・・・痒〜〜〜っU+203C 続きは明日へ引っ張ります(笑) T