近寄りがたい雰囲気がある巨樹もある。

とても神聖なもので畏怖の念を抱かせる木も多いと思う。

私は実際巨樹を間近で見ても、触らない、いや触る事が出来ないことも多い。



そんな中で触った巨樹がある。

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熊野那智大社の本殿横にある楠である。

もちろん大きくて立派で畏怖の念を抱いてはいるが…



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根の部分が空洞化していて…

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胎内くぐりができるのである。

初穂料の300円を収め、護摩木に願いを書き楠の胎内に入る。

空洞内にそっと触れる…ひんやり。



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見上げる空間は見事なもので、目に入る緑に心が安らぐ。

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階段を登った先は木登り気分。

ご神木で木登り気分とは適切でない言葉のような気もするが…。



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和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山１　



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