もう旬も終わりに近づいたカブで京都らしい一品を作りました♪
「かぶら蒸し」です。
京都の冬の名物料理の1つとされているかぶら蒸し。
京都においてかぶらといえば海老芋と双璧をなす 冬の味覚の代表素材です。
かぶら蒸しとは京の粋人の遊び心で
「暖かくした部屋で雪を食べまひょ」という趣向から生まれた事もあり、
淡雪のように白い事が必須となるようで、
体を温める京都の冬のおもてなし料理です。
作り方と材料
かぶ(あれば聖護院)‥‥450g
具材 エビ・鯛の身・しめじなどお好みで
餅‥‥適量
【あん】
出し汁‥‥2カップ
酒・みりん‥‥大さじ2
しょうゆ大さじ1
水溶き片栗粉‥‥適量
卵白‥‥1個分
塩‥‥小さじ1/3
みつばor山椒の葉‥‥少量
わさび‥‥少量
@ かぶらを厚めに皮を剥いておろし金ですりおろします。
A 市販の切り餅を5ミリ四方ぐらいのさいころ型に切り
@のすりおろしたかぶらに切った餅を混ぜ合わせ 30分ほど常温にてねかせます。
B 卵白1個と塩一つまみをよく混ぜ合わせます(ハンドミキサーで角が立つくらい)
Cすりおろしたかぶらの水分をきり卵白と混ぜ合わせます。
(カブの水分は手で絞らず、ザルに移して余計な水分を取る程度でOKです)
D海老は皮をむいて縦に半分にし切り分け、熱湯にさっとくぐらせ、臭みを取り除き、
鯛は一口サイズに切り、しめじは石附を取って小分けにします。
E 深めの器に、海老・鯛・しめじを入れ、
Cの混ぜ合わせたかぶらをすっぽり具が見えなくなるように盛り付け、
蒸し器で中火で12〜15分くらい蒸し上げます。
(容器の大きさと容量に合させて蒸し時間は調整してください)
F 蒸しあがったかぶらに【あん】をたっぷりかけ、わさびをのせて出来上がりです。
[画像]
わさびとかぶらを グワ〜っ とかき混ぜてどうぞお召し上がりください。
見た目、なんとも地味な一品ですが、
かぶらの旨みと餅の食感がなんとも言われず、
高級料亭の一品をいただいてるかのような感覚になりますよ〜♪
寒い季節だからこそ体の芯から、
そして心もホクホクと温まりたいですね。
多少手間はかかりますが、この「かぶら蒸し」を作れると、
主婦としてのカブは上ること間違いなしですよ〜!
チャンチャンっ♪
・・・・っと、オチも付いたところで、
どうぞ皆様お試しくだされ〜(^_-)-☆
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