先日、数年ぶりにこのお花をお迎えしました。 そのお花の名前は「都忘れ」です。 数年前、お向かいのT様から、 「このお花は育てやすい宿根草やから育ててごらん」・・・と 分けていただいたことがあったのですが、 枯らしたり腐らしたりが得意なワタクシT、 案の定、折角いただいた苗を枯らしてしまいました。 それからは園芸店で見つけてもなかなかお迎えすることが出来ずいたのですが、 やはりこの素朴な花姿が忘れられず、再びチャレンジして見ることにしました。 都忘れ・・・変わったそのお花の名前の由来は、 WEBより その昔、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝は 草ぼうぼうに荒れた佐渡の庭に一茎の野菊が紫色に咲いているのを見つけ、 「紫といえば京の都を代表する美しい色だったが・・・・ 花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。 都のことが忘れられるかもしれない。 お前の名を今日から都忘れと呼ぶことにしよう」と 傷心のなぐさめにしたという説話がある。 花言葉も 「また会う日まで」「別離の悲愴」「別れ」「憂いを忘れる」 「しばしの憩い」「しばしの慰め」「しばしの想い」「強い意思」 など、 どこか物悲しさを感じさせる花言葉ばかりですが、 その名前のせいでしょうか、 清楚で楚々とたたずむ姿は哀愁さえ感じられ心引かれる花です。 今度こそ、 今度こそ、、、 翌年もお花が見れるように上手に管理しなくっちゃ! T