京都のhory garden日記
見る目が変わる?
ニックネーム: hory garden
投稿日時: 2014/09/25 11:56

当社花壇のお花ネタも少なくなって、

食ブログもネタ不足で・・・

悲しきかな自虐ネタも少なくなってきたので、

当社近くに咲く花(雑草)ネタです(笑)


・・・・っ〜か、いつまでこのシリーズ引っ張るねんU+203Cと言われそうですが、

今日でこのシリーズは一応お終いです(笑)



・・・と言うことで、今日は雑草扱い・・・と言うより、

沖縄から北海道まで、野山から都会の道端でもちょこちょこ見かける小高木、

『臭木 クサギ 』 のご紹介です。

クサギと聞いてもピンっとこなくても、

この花を見ると思い出す方も多いのでは?


 
クサギは漢字で臭木と書かれ、  

別名クサギナ(臭木菜)とかクサギリ(臭桐)とも呼ばれ、

読んで字のごとく、葉をもむと独特の悪臭がする植物です。



皆さんも1度や2度見かけたことがある植物ではないでしょうか?

私も幼少のころからよく見かけていたのですが、

その匂いのおかげで?お花を愛でるだけで、

出来るだけ触らぬようにしていたものです(笑)



しかし数年前、その考えを覆される出来事が・・・

知り合いからこのクサギの葉の佃煮をいただいたのです。

頂いたときは「あの臭いクサギを食べる〜〜〜っU+203C?」とビックリして、

つい怪訝な顔で受け取ったのですが、

恐る恐る摘まんで食べてみると、意外や意外その臭さが無いのです。

どうやらこのクサギの葉の悪臭は、

茹でたり蒸したりすることによって無くなるらしく、

春に出る若葉を、茹でて水にさらしてアク抜きをしてから、

おひたしや佃煮、油炒めなどの材料として

各地方でも色々な料理に利用されているようです。




          

このキレイな花とそのあとに付く実の毒々しい姿からは

決して美味しく食べられる物には思えないけど、

そう分かってから見ると、この花の美しさも、

その葉の臭さも、何だか特別なものにさえ感じてしまう

愚かで卑しい人間のTなのでした(笑)


           T


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