当社花壇のお花ネタも少なくなって、 食ブログもネタ不足で・・・ 悲しきかな自虐ネタも少なくなってきたので、 当社近くに咲く花(雑草)ネタです(笑) ・・・・っ〜か、いつまでこのシリーズ引っ張るねんU+203Cと言われそうですが、 今日でこのシリーズは一応お終いです(笑) ・・・と言うことで、今日は雑草扱い・・・と言うより、 沖縄から北海道まで、野山から都会の道端でもちょこちょこ見かける小高木、 『臭木 クサギ 』 のご紹介です。 クサギと聞いてもピンっとこなくても、 この花を見ると思い出す方も多いのでは? クサギは漢字で臭木と書かれ、 別名クサギナ(臭木菜)とかクサギリ(臭桐)とも呼ばれ、 読んで字のごとく、葉をもむと独特の悪臭がする植物です。 皆さんも1度や2度見かけたことがある植物ではないでしょうか? 私も幼少のころからよく見かけていたのですが、 その匂いのおかげで?お花を愛でるだけで、 出来るだけ触らぬようにしていたものです(笑) しかし数年前、その考えを覆される出来事が・・・ 知り合いからこのクサギの葉の佃煮をいただいたのです。 頂いたときは「あの臭いクサギを食べる〜〜〜っU+203C?」とビックリして、 つい怪訝な顔で受け取ったのですが、 恐る恐る摘まんで食べてみると、意外や意外その臭さが無いのです。 どうやらこのクサギの葉の悪臭は、 茹でたり蒸したりすることによって無くなるらしく、 春に出る若葉を、茹でて水にさらしてアク抜きをしてから、 おひたしや佃煮、油炒めなどの材料として 各地方でも色々な料理に利用されているようです。 このキレイな花とそのあとに付く実の毒々しい姿からは 決して美味しく食べられる物には思えないけど、 そう分かってから見ると、この花の美しさも、 その葉の臭さも、何だか特別なものにさえ感じてしまう 愚かで卑しい人間のTなのでした(笑) T