表現舎のエクステリア通信 by 山形〜宮城
蔵王温泉のエリアカラー その2
ニックネーム: 山形の に〜のです!
投稿日時: 2009/06/16 19:30

  温泉街に 行く前に

  車を止めさせて頂いた

  お礼も兼ねて



  現場となりの

  「新左衛門の湯」さんに・・・
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中には 綺麗な岩風呂などあって

風情ある ところですが
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外の 足湯も




独特なデザインです!
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蔵王温泉は 強酸性の 硫黄温泉。


硫黄の匂いが立ち込めますが

いわゆる 「湯の花」。 もしくは 白い湯花と

太陽光が

お湯を  薄く 青に 演出します!



この色も  エリアカラーの ひとつです!





そこから 200mほど 歩くと

蔵王 高湯です!
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02年か 03年頃から

正味 4年間は 関わった

思い出の 路線です!



共同浴場 「上湯(かみゆ)」
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「下湯(しもゆ)」
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この ふたつの 共同浴場がある通り沿いに

老舗の 温泉宿や 土産物店が 並びます。




  細いところでは

  譲り合わないと

  車が交差できないところも ある

  むかしながらの 通り!







この通りの下に 温泉の廃湯を流すパイプを埋めて  

雪のない 道路にする!



それに会わせて  舗装も

景観を考えた カラー舗装に!

そうした 計画に  関わらせて 頂きました。







しかも ここは 強酸性の湯


立ち上る湯気でさえ


軒先で冷やされ


やがて しずくとなって


下の コンクリートを 溶かす場所!

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景観の のみならず

舗装材の素材は

「耐強酸性」の 物でなくては なりません!




この中に いろいろな資材を

沈め  約半年後
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さまざまな検討の のちに

磁器タイルでの 舗装と 決まりました。




ところが  通常のように

10oほどの目地を モルタルで施工したのでは

やがて 酸に侵されて  モルタル目地が

溶けてしまいます。

かといって

耐酸モルタルでは  コストがかかり過ぎる・・・・





ニットーさんの 磁器タイル 60o厚を

目地幅2oで モルタル目地。



最終的に そうなりました!
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右の 側溝と 側溝蓋は


耐酸性に  威力のある

レジンモルタル製の 製品です。






   さて  いよいよ  景観デザインです!



   



  路面の デザインは  配色も含めて

  コンサルさんと協議しながら プランを練り上げて いくことに・・・・



  秋田の スタジオZ本間さんに コンピューターグラフィックで

  具現化して頂きながら  まずは  コンセプト作り






  「蔵王温泉街の 風情を 醸し出す 道路」






  コンサルさんからの 与えられた命題





   

   蔵王らしさって 何だろう?


   他の 温泉と どうやって 差別化するんだろ!







  とにかく  現場に たたずんで

         そちら こちら 歩き回って



    ヒントを 探しまわりました。






  あっ!!!  エリアカラー っが

  蔵王らしさに 違いない!





   そう 思い付いたものの..............



   エリアカラーって なに?

   そして  どれ????


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つづく・・・・・

   







  











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