昨日から 兵庫町のI様のお庭のリ・ガーデン工事に入らせていただいてます。
I様は 実は私の大切なお友達。
某テレビ番組で お庭作りをされてから後、施工業者からのアフターサービスが無く悩んでいたんだけど、当時まだ、夫のいまはんは造園会社に勤めていた身だったためにフォローに入ることが出来ずにいたのですが、
独立してからアフターフォローをさせていただくようになりました。
カントリー風の ナチュラルガーデンには 今は手に入れることのできないレンガが
使われていて、農家をされているお母様が時折来てくださり、畑に野菜や果物の苗を
植えていってくださったり。
素敵にデザイニングされている庭は私も見ていてうらやましいほど。
ですが、やっぱり庭は育ち、老朽化していくもの。
前回は ウッドデッキの桁部分が杉材を使われていた為、雨ざらし、日ざらしの
戸外環境に耐えられず、腐敗してしまって シロアリやひどい場合はデッキ自体が
危ないと思い、撤去。
今回は やっぱりデッキのある生活を継続したいということで メンテナンスの必要なデッキではなく、テラスを作ることの提案をさせていただきましたが
よくよく話を聞くと…水はけが悪いどころか まとまった雨が降ると
庭が水びたしになるということ。。。
植木屋にとって 水はけというのは一番に重要視しなければならないことで
それがなされずにいると庭からの湿気が 家屋にまで影響をするや、植木を育てる環境を悪化させることになるのでとにかく水はけを良くするための工事をしようということになりました。
家は3回建てたら 満足がいくと言いますが
庭は 育って 育てて行くもの。
当然家族が育っていくように 庭の使い方も変わって行く。
デザインももちろん大事だけど、その人が、家族がどういう生活をしたいのか
どういう楽しみを庭でやっていけるかというのを提案するのが庭師である
植木屋の仕事かもしれないと思う。
今回、敷き詰めていたレンガをまず撤去して
そして水勾配を取ります。