こだわり派達がうみ出していく、これからの”庭”  〜奈良の地より〜
ハチの巣は、南入り玄関では・・・
ニックネーム: スキットマン
投稿日時: 2010/09/16 12:00

この夏、昨夏に引き続き、

通算で3度目となる失態!

「アシナガバチ」に、刺されてしまった。エーン(男の子)

それは、8月のある猛暑日の朝のこと、

お客様宅のマキの生け垣を剪定していた時のこと

微かに、数匹のハチが飛ぶ羽根音を確認。

 「う〜ん おかしいな。

ここのお施主様は、これまでに何度か庭木の消毒を

したという話をさっきしていたばかりだし・・・

この生垣は西向きにあるし・・・

でもなんだか、とてもあやしい・・・」と、

生垣の裏側に回り、これまでにも何度となく聞いた

あの耳障りな音の聞こえてきた辺りに近付き、

その生け垣の真横にある“ワサッワサッ”と伸びた

 ロウバイの枝を何気なく手で引っ張り、

そのポイントを覗き込もうとした、

その瞬間!

「痛てぇ〜」と、首のあたりに激痛が・・・

次の瞬間、2〜3匹のアシナガバチが、

さらに襲いかかろうかどうか

こちらを威嚇している姿が目の前に現れ、

そのうちの一匹がこちらめがけて襲いかかって

来るのを手で払いのけ、後退りし、

その狭い場所から抜け出し、安全地帯まで避難。

少し冷静になり、アシナガバチに首を1箇所

刺されてしまったという現実を受け止め エーン(男の子)

その後、刺された箇所は結構なかゆみを伴い、

大きく腫れあがってしまい、

その状態が、2〜3日は続くであろうことを

イメージすると、怒りが沸々と込み上げてくる!

  プンプン(男の子)ムカッ・・・ プンプン(男の子)ムカッ・・・    爆弾

その後、怒りを鎮めつつ、いつものハチの巣

駆除2点セットを取りに行き、

左手には、残量が充分にあるか確認しながら

「アースジェット」を、

右手には、護身用のプラスチック製の「熊手」を

しっかりと握りしめ、

あの忌まわしいアシナガバチの巣に

こっそり近づき

「シュッ〜・・・ シュ〜〜ッ」 雷

びっくりして飛び出してきた何匹かを

 「スパン スパン」と、怒りを抑えながら、

少し力を抜き握った熊手で素早く叩き落とし、

軽く踏み潰していく・・・・

 数分後、

完全にやっつけてしまったアシナガバチの巣を

生垣から取り出し、

右足のかかとに怒りと力を込めて

「グシャ〜」と踏み潰して    

           (完)

この夏もこれで10〜15個目の(今では20〜30個)

アシナガバチの巣を駆除してきた。

「可哀そう」という気持ちはいつもあるが、

下手に情けをかけていると、必ずやられてしまう!

我々植木職人の天敵

いつも心の中では、

ひと夏に何百匹ものアシナガバチの命を

奪っているのだから、やり返されても仕方ない

という覚悟もある。

アシナガバチに襲われたリアルな描写に力がこもり

ここまで随分と長くなってしまいました・・・

これまで、

アシナガバチに限らず(スズメバチなんかも)

ハチの巣穴は、大抵南向き(やや南東向き)で

あったと経験則上理解し、そういった怪しげな穴を

マークし、戦ってきたのだが、

今年は何故か、

イレギュラーな巣穴によく出くわす・・・

ハチは目が悪い(表現の仕方が??)ので、

暗くなると活動が鈍る。

だから巣穴は、太陽の光りが長く差し込み易い

南側に適度な穴のあいているを選ぶんだと、

これは確か、ハチの専門家(研究者)から

聞いた話だった。

確かに、遅くまでよく働く

“働き者のハチ(?)”が、

西日の長さを利用し、多少遅くなっても大丈夫とも

考えられないこともないが、

明らかに西入り玄関のアシナガバチの巣を、

今年になるまで経験したことがなかったもので・・・

つい「これって、どうなんだろう?」と、

問いかけてみたくなった

本当につまらないブログでした〜。ペコペコ

追伸:ご同業の皆様へ

  今年は、とにかく木の高いところに

  アシナガバチは巣を造っていることが多く、

  一本の木に3箇所も造っていて 、脅かされた

  こともありました。

  刺されることにも注意が必要ですが、

  不意を突かれて、脚立から落ちないよう

  ともに注意しましょう。

   それでは「ゴアンゼンニ!!」


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