Ruiのガーデンライフ
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皆が今回の地震のことを考え、福島原子力発電所のことを憂い、過ごしています。 自分の暮らしを取り戻すために暮らしつつ・・・ 自分にできることは何かを考えつつ・・・ 「思いやり」の形は人それぞれだけど同じことを願っている! それが今の日本なのだと思います。
今日は主人と職場の同僚だった方の所に行ってきました。 家も流され お母さまも・・・ 今まで身内の所に身を寄せていたとのことですが、今日からアパートで再出発です! 何が足りないのか聞いてもらったのですが、連絡ができない時も多く 情報が少ないので様子がはっきりとつかめませんでした。
人に物を差し上げるのは実は少し難しいことです。 様子がわからないだけに、やり過ぎて気を遣わせては・・・などいろいろ考えたのですが・・・。 でも、今回私たちも親戚や友人に物資を送って頂いてとても有難かったし、今は何でもあった方がいいように思え、「とにかく役に立ちそうな物を持って行ってみよう!」ということになりました。 ご近所さんにもお話をして未使用の毛布やタオルケット それに食器を寄付してもらい、生活用品などを積んで石巻に出かけました。
街の様子はテレビで見た物と同じです。 もう写真はとても撮れませんでした。
波の形をしたままの塩を含んだ泥。 これからしばらくはこの地区は泥との戦いです。至るところで家財道具を出して泥を取り去る作業に追われていました。 尋ねたアパートもまず泥を取り除くことから始まったそうです。今日何とか使えるようになった・・という床は綺麗に掃除されていました。
寝具など 持って行った物資はどれも喜んでくださり、とても嬉しかった!! 一番喜んでくださったのは娘たちが用意したステーショナリーグッズ。 春に一年生になる娘さんがいらっしゃるので、とりあえず使える物にお手紙を入れて娘たちが用意していたのです。
地震の日からご家族は3日間会えず、やっと水が引いて奥様が泣きながら小学校に歩いて行った時、建物はほとんどなかった・・・とのこと。高台で会えた時は嬉しくて!というお話もお聞きし、津波の恐ろしさに驚くと共に 家族を心配する気持ちは いかばかりだったことかと思いました。 でも、お子さんたちもとても明るくて〜良かった〜(^o^) 「少しずつやっていくしかないですよね。」そう言ってこれからを見据えて頑張っているご家族に 逆に私たちが元気を頂いたような感じでした。
帰りに仙台駅の前を通ったので遅い昼食をとることにしました。 街はまだ完全にはほど遠いけれど、開店するお店も日に日に増えています。 いつもはめったに行かない牛タンのお店が開いていたので入りました。 お店を開けるもの大変だったことでしょう。
沢山のエールが掲げられ、街も立ち直ろうとしています。 がんばろう仙台! 復興に向けて道のりは長くても がんばろう東北!
前を向いて行こう!
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