さわやか信州の庭 toledo
岩松院 八方睨みの鳳凰 小布施
ニックネーム: toledo
投稿日時: 2011/09/16 09:14

小布施の町は、栗の町ですが、観光で何処をと聞かれれば 北斎館は、勧めます

数多くの作品が展示されています、それから何処が言われれば東の山の麓にある

岩松院がいいです、岩松院の天井に畳21帖分の大きさの葛飾北斎が描いた

天井画 八方睨みの鳳凰があります、40年前、私が学生だったころの小布施の町は

訪れる観光客も少なく、のんびりと天井画を畳の上に寝そべってみることができました

一日、見ていても、誰も訪れることが無かったと思います、もちろん無料で 好きなだけ





天井に描かれた、八方睨みの鳳凰の写真は、撮影禁止で撮れないので、

小布施町のホームページから持ってきました


天井下の何処から見ても、睨まれているように見えるので、この名前が付いています

現在は、大勢の人が訪れ、自動販売機で券を購入して見ることになります

お寺の裏側には、蛙合戦の池があり ここを訪れた小林一茶が

痩せ蛙 負けるな 一茶 これにあり と 有名な俳句があります





岩松院の庭にある松の木は、6本の株立のような感じにみえました





松の木がこんな感じに見えるのは珍しいと思います、のお寺の裏側には

戦国武将の福島正則のお墓があります、関ヶ原の戦いの後、東軍に付いたのですが

小布施の隣村に流されてしまいました





カヤの木の名前を知っている人は多いのだと思いますが、この木の実を見た事のある人は

そんなにいないのかも知れませんね、





この実がカヤの実です、大きな梅と同じぐらいの大きさでしょうか

この実の中に、アーモンドのような種があります、昔は潰して

センベイにして食べたりしていました、美味しいものがたくさんあるこの時代では

忘れられてしまうカヤの実です

岩松院の駐車場に、あったカヤの木です

八方睨みの鳳凰は、絵具に宝石などの鉱物を砕いて使用しているものもあるので

今でも、色鮮やかな状態で見ることができます、

90歳まで生きた、北斎の晩年の頃の作品です。


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