さわやか信州の庭 toledo
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広島港からフェリーで松山港に向かいました、途中、呉港に立ち寄ったのですが、戦艦ヤマトの故郷にはそれとなく雰囲気が漂っていました。 フェリーの先端の座席で海を眺めていると、おばあちゃんが景色が見たいと横の席に腰かけました。松山までの長い間、一緒に話をして教えられた言葉が「多島美」 瀬戸内の海を見ているとその言葉が理解できます。 島が多く、何処が陸なのかわからなくなってしまいます。83歳の、おばあちゃん、今でも世界中を旅しているとか、ただ同世代の友達は行けなくなったので一人で出かけているそうです。 松山まで2時間以上掛かる船旅があっと言う間でした。子供が3人居て孫が9人、ひ孫が2人、そんなおばあちゃんとの出会い こんなことも旅の楽しみの一つです。 下調べが良く出来ていなかったので、フェリーを降りて松山城に向かったのは失敗でした。ロープウェーイ乗り場近くには駐車スペースがあまりなく、宿にチェッインしてからまた出かけて行き、山の上の天守閣に到着したときには閉門で中には入れませんでした 「坂の上の雲」を見てから、白がある山の上からの景色を見てみたかったのです。石垣がとても綺麗な曲線を描いていました。行きも帰りも路面電車に載れたのは嬉しかったですね、信州にはありませんから、何処まで行っても一乗り150円、ぼっちゃん電車も走っていました。 宿から道後温泉の本館までは、1分ほどの距離、はじめて来たのに、テレビなどで何度か見ていたので、やっと会えたなと言う感じでした。屋根の上には羽を広げるシロサギがいて、赤く輝く窓が綺麗でした。夕方に行った時には、長い行列で入る事をあきらめ、食事後ダメ元でもう一度。朝は6時から開いているようなのですが、 正月はその時間でも並んでいると言われ、行って見ると運よく入れたと思いきやお風呂の中は満員、それでも何とかお風呂に入りました。 宿の4階の中にはに能舞台があり、能舞台にも上がらせてもらいました 黒の靴下は駄目、白い靴下を貰い履き直し、いろいろ体験させてもらいました。 小鼓は、かなり高額なようです。たたき方をおそわった後で、やらせてもらうとォゥ〜良い音、コツがわかると音が出るようになります 小鼓は200年たたき続けないと良い音で鳴らないとホントかな 能面も顔に当ててみました、この面は代表的な能面「小面」若い女性が原型です 前日、宮島の宿、岩惣に泊まった時の風呂場の前に籠に盛られたミカンがあり、食べてみたら旨い、大きくはないけれども美味しい。お風呂には数回入り、その都度ミカンを食べました。それほど美味しいミカン、買えるなら買いたかったです。そんな気持ちが頭の中にあり、松山から淡路に向かうサービスエリアでミカンを買いました。 いろんなミカンを試食していちばん美味しく思えたのが「真穴ミカンひなの里」は3`で5980円、こんなに高いのは買えないので、ネットに10数個入ったミカンを一袋200円で買ったのですが、意外と美味しかった、さすが愛媛は柑橘王国。 つづく・・・ |