さわやか信州の庭 toledo
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先週、大人の休日で、東北に出かけていきました。 今回は東京の友人夫婦と4人の旅になりました。 午前7時37分の新幹線に乗り、大宮で乗り換え合流して角館に到着したのが11時46分、そこからレンタカーを借り乳頭温泉鶴の湯に到着したのが午後1時を10分ほど過ぎた時間でした、鶴の湯でのランチは1時までなので、少し戻り別館でのランチになりました。 3度目の、山の芋鍋です、これが鶴の湯の名物料理でホットする料理です。囲炉裏の上に吊るし、後はお膳の上にご飯・味噌汁・山菜料理です。 真ん中にある小鉢の山菜はほんのり梅味のする醤油漬けで歯ごたえも良く美味しい、さっそく宿の人に「なんですか」と尋ねると「ミズ」だと言われましたヘェ美味しいじゃん、角館の武家屋敷を見学した時に、ミズは敷地に生えていますかと尋ねると、ありますよと探して教えてくれました。 山に行くと良く見かける葉でした。家に戻ってから、調べてみるとウワバミソウで長野ではミズナと呼んでいますが、山菜採りに出かけても、自分で食べるもの以外の山菜を採ることがないので、今までミズナは食べずにいましたがこれからは採ってくると思います。 鶴の湯の日帰り入浴は午後の3時迄で、時間もあまりなかったので、良く紹介されている露天風呂にだけ入りました。他に泉質の違う白湯・黒湯がありますが今回は入りませんでした。露天風呂は湯船の底に大き目の砂利が敷かれていて温泉がそこから湧き出していてブクブクと泡が出ています、前回来たときにはアオダイショウが泳いでいました。 宿は、夏瀬温泉の予約が取れなかったので、開業してこの8月で2年になる角館山荘にしました。あいにくの雨降りでしたが、夏瀬温泉に泊まった時の様に、うぐいすが鳴いていて、夜中にお風呂に入った時にも鳴いていたのには驚きました。以前、夏瀬温泉に泊まった時にも宿の人に「ウグイスの鳴き声はテープですか」と聞いたことがありました、それほど鳴いているのです、今回も同じで鳴き続けていました。 何も無い山の中に建てられた宿は10部屋だけで寂しくなりそうなぐらい静かでした、眼を閉じれば、雨音と湯船に注がれる源泉の音・後はウグイス。 何も考えづに過ごせる時があることが最高です。 角館山荘侘桜の夕食は、テーブル上に前菜が置かれていて器の上には9品が綺麗に置かれてどれから食べていいのか迷いすね。 座付が出てきたのですが、今まであまり気にせずに食事をしていましたが、座付と言う呼び方は知らずにいたのでスタッフの人に聞いてみると、食事の席に付いてから出されるのが座付と、前菜は最初に置いてあるものを言うようです。 冷製じゃがいも仕立てのスープに生雲丹、吟醸醤油小角ゼリーが入っていました、暑い季節には嬉しいですね。 お造りは鮃・鶏魚などを土佐醤油で頂きます、海から遠く離れた地でも、最近では美味しい海の幸を食べられるのだから幸せですね。 焼き物は銀鱈で、厚みがあり美味しかったです、信州は昔から山国なので加工された魚が豊富で銀鱈も良く食べました、嬉しかったです。 煮物は丸茄子で蟹の餡掛けにオクラトロロに生姜が入っていました。 揚げ物には蓮根・ウド・トマト・万願寺唐辛子・うるい・などがありアカシアの花の揚げ物は家でも良くやっています甘い香りのある揚げ物です。 強肴にはアワビ・甘エビのつみれが入っている鍋です。 ご飯は、しらすといくらが盛られたご飯でした。 お腹がぱんぱんになってしまいました。 水菓子は、フルーツプリンでした。 |