さわやか信州の庭 toledo
庭友からの花苗と蕎麦ふじおか
ニックネーム: toledo
投稿日時: 2014/10/13 22:41

飯綱高原の「蕎麦ふじおか」からの帰りの途中、携帯電話が鳴り出てみると、庭友からでした。 「ジキタリスの苗を取りにに来て」 と言う内容の電話でした。 この時期になると、毎年苗を貰いに出かけています。 種蒔きして育てた苗で、私も挑戦してみましたが、庭友のように上手くはできません。 昨日の夕方、少し早めに取りに行くと、薔薇の花が待っていてくれました。


秋のピエールロンサール、車の中からもすぐに判るほど、綺麗なピンクのピエールです。

ソヨゴの株に絡んで咲いていたマチルダ、優しいピンク色、ソヨゴの緑の葉の中で咲いていてとても綺麗でした。

綺麗なアプリコツト色のペルディータの花は、初めて見ました。

庭の数カ所にジキタリスの苗が置いてありました。おそらく、色別に分けて置いてあったのだと思います。ダンボール箱をもってきて入れてくれました。今年はあまりいい苗じゃないけど言っていましたが、私から見れば立派です。

庭でシノグラッサムが咲いていて、今年まだ咲いていないシノグロツサムの苗も用意されていてお持ち帰りです。

こんどはスコップを持ち出してきて、これも持って行くようにと、サクラマンテマの株を掘り起してくれました。少し前まで体調を壊していたと聞いていたので、心配なのですが、本人は、庭で居られれば元気になれると言ってくれたので少し安心。 私より一回り年上なので、自分の母の事を思い出します。 これもあれも持って行くようにと、昔の人にはそんな人が多いように思います。

サクラマンテマの横にあったフウロ草ファエウムブルーの株も、スコップで掘りだし始めました。さあ大変です、こんなに頂いて。週末から、クロアチアに出かけるので、早く植え込まないと。たっぷり水やりをして、少しでもはやく根付いてもらわないと、 それに台風が近づいています。

苗を取りに来るようにと電話があった日、「蕎麦ふじおか」で新潟の友人と蕎麦を食べに行っていました。開店時間が11時半で、完全予約の週3日定休日(他不定休)のお店で昼だけの営業です。
開店時間よりも少し早めに到着して、駐車場には先客の車が、大阪・多摩・帯広・大宮と私たち以外はすべて県外ナンバーの車でした。



少し時間があったので標高1000メートルの高原の林を散策すると、山栗を見つけました。山栗は落ちてすぐに拾わないと中に虫が入ってしまいますが、素朴でなかなかいい味で、良く山栗でご飯を作ってくれた母の味です。切り株にナラタケを見つけました。少し早いですが、紅葉が始まっていました。




メニューは、「せいろそば」で季節の野菜料理と漬物付です。あと、別注文することができるのが、そばがき・そばぜんさいになります。 その季節の野菜を使っているので、春に訪れたた時と野菜料理・漬物が変わっていました。蕎麦を食べた後にでてくるのが通常だと蕎麦湯ですが、ふじおかの場合は、蕎麦の茹で汁ではなく、蕎麦粉をお湯で溶いたものが出てくるので、とろみと旨味のあるポタージュのような感じです。 ふじおかは10歳以下お断りとか、最低2人からという決まりがあります。今迄にも何度か行き、食事に満足していたものの、接客には多少納得のいかない事もあったのですが、今回で、心が晴れたようにスッキリしました。帰り際にご主人が出て来てくれて、奥さんも交えてずいぶん長い時間話をしました。 今まで、蕎麦が大好きでも、そうなのかと知らなかった事を教えて頂きました。 @新蕎麦が美味しいわけではない、そろそろ新蕎麦の季節なので、今日のお蕎麦は新蕎麦ですかと聞きました。答えは、いいえでした。新蕎麦よりは、蕎麦を真空状態にして氷温で保存し熟成させると、旨味が出て美味しいそうです。Aふじおかに置かれている製粉機の石臼は、するのではなく、切ると言う表現をしていました。現在、現存する一台だけの機械です。B長野で美味しいお蕎麦を食べさせてくれるお店の多くが県外出身者です。ふじおかのご主人は三重県の方です。いろんな事を知れば、話を終えての帰る頃には、ふじおかのファンになっていました。

今朝、鹿児島に上陸した台風のせいか、雨が降り始めました。 急いで庭友から頂いた、苗を早起きして植えました。完熟の腐葉土をたっぷり使って

細い枝が垂れて、下で咲いているホトトギスの花とアブラハムダービーの花が重なっています。

落ち葉を拾っていると落ちてきたトチの実があります。

スミレの葉を食べているツマグロヒョウモンの幼虫です。消毒をしないので、来年も綺麗な姿を見せてくれるはずです。 




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