さわやか信州の庭 toledo
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プリトピッチェ湖群を後にして、アドリア海に向かいました。 到着して最初に訪れた街が世界遺産の古都トロギルそしてこちらも世界遺産のスプリットの旧市街。 石畳の床・狭い路地・教会があってオレンジ色の瓦どこも同じ感じです。 船でマルコポーロの生家のあるコルティナ島にも渡りました。やはり同じ感じがしましたが。 今回の旅の最終地であるアドリア海の真珠と言われているドブロブニクは同じでありながらも、どこかが違うようにも思えました。 ドブロブニクに到着した夜は、城壁内旧市街にある100年以上の歴史ある老舗プロトで食事をしました。アドリア海を挟んで、西側にはイタリアがあります。やはり食べたいのはシーフードになります。 日本語で書かれたメニューには、イカのリゾットが3000円、ロブスターは8000円、デザートはドブロブニク定番のカスダートプリンのようなロシャータ1000円とありましたが、さっぱりしていて今回のツアーの中で一番美味しかった。海外で食べるデザートはいつも甘すぎる。アドリア産のロブスターは時価と書かれていて、出てきたロブスターはアドリア産、 とても美味しいロブスターで身もたくさん付いていて満足のひと品でした。 朝ホテルを出て最初に、ロープウェーでスルジ山に登り景色を見たのですが、その前に街がきれいに見えるポイントに行き写真を撮りました。2日前は、大雨で、街の中がたいへんな事になっていたようですが、ラッキー続きの今回の旅は、天候には恵まれました。ロープウェーから見たオレンジ瓦がとても綺麗ですが、この屋根のほとんどが20年前の内戦で破壊されたものを復旧させたものです。 ロープウェーには始発に乗りましたが、スジル山を降りて来てからビックリ、ロープウェーを待つ長い列ができていて、始発に乗ったのが正解でした。 ピレ門を抜け、街の中に入っていくと、大勢の人でにぎわっていました。街の中心から、城壁に向かうと、狭い路地が幾つもあり、迷子になりそうですが、城壁で囲まれているので、城門を抜けなければ゛城壁内なので安心します。 お昼はブロデット(ブイヤベース風魚のトマト煮込み)を食べてから、沖合の島を回って帰ってくる船に乗りました。床がガラス貼りになっている底から海の中が見えるボートで、とにかく綺麗な海でした。40分船に乗った後、城壁に向かいました。街を囲む城壁は全長が1980メートルあり、高さは高いと所で25メートル、巾が6メートルで、平らな場所は少なくて登ったり下ったりしながら1時間は掛けて一周しました。 城壁を歩いているときに見たカモメ。 ウミネコだと嘴の先端が黒くなっているし、羽がもっと黒く見えます。潮の香りのする城壁は、一方通行で、高さがあるので、街を歩いているときとは違う景色。 夕食は、海の見えるテラスで日本語のメニューのあるロカンタで、海老料理とイカスミのリゾツトを注文しました。 ホテルが城外で歩いて20分以上掛かりそうだったので、明るいうちにバスに乗って帰る予定にしていたので午後5時頃に食事にしました。鉄鍋の中に13匹大きな海老が入っていて、海老は全部食べ切りましたが、リゾットは残ってしまいました。 野良犬は、あまり見かけませんでした。 ほとんどが首輪が付いていた。野良猫は、多かったです。テラスで食事していたテーブルの下にも、お腹が空いているのか、猫が大きな口を開けていた。 帰り、 ホテルに向かうバスは1時間に一本しかなかったのですが、何とか明るいうちに到着しました。 ふたりでタクシーに乗るのも心配なのでバスです。 売店でザグレブで買った時と同じようなチケットを購入して、三カ所目のバス亭です。いつ押しボタンを押そうかと緊張気味でしたが、同じ場所で降りる誰かが押してくれ助かりました。 ドブロブニクは旅の最終目的地になりました。 連泊したホテルの部屋のバルコニーからアドリア海に、まだ月が残っている朝陽を見ました。 陸地が見えている裏側がドブロブニクの旧市街です。 昨年、還暦を迎えてから、少しずつスローな生き方に変えていこうとしています。2人とも、病院のお世話になる年齢になってしまいました。 若い頃から旅好きで、結婚する前は、日本中を旅していて、旅先の知床で、愛知県から旅行に来ていた嫁さんに巡り合う事ができ、それからと言うもの、仕事が中心の生活です。子供達の為にと脱サラしたはずが頑張り過ぎて、気が付けば、還暦を迎える年齢になって、もうすこし庭に居られる時間を増やして、旅もしたいと考えています。 |