さわやか信州の庭 toledo
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二月は、ひと月休業していた、お気に入りの食事処「草如庵」が三月から営業を再会させたので、予約を入れましたが、三月中は、予約でいっぱいでした。 昼間は一日二組限定で、20日に、五人の予約があって、少し賑やかですが良いですか?と言われましたが、もちろんOKです。 今年は、月に一度行くつもりでいたので、出かけていきました。 ついでに四月の予約を入れました。 まだ三月でアシが枯れた状態の橋を渡り入り口に向かいます。 千曲川のほとりに近い、何も無い田舎に豪農の屋敷を改造して食事を出してくれるお店です。 奥の部屋が用意されていて、テーブルに腰掛ようと思っていたら、庭の木に白い花が咲いているのが見えました、梅の木です。 前日の雨降りの後、蕾が開き咲いた様です。 甘い梅の花の香りがします。 庭先にある春を眺めながらの食事になりました。 最初に、白菜のポタージュが出てきました。 白菜のポタージュは初めてで、アサリが入も入っていて丁度よい塩気になっていました。 白菜もポタージュになるんですね。 八寸の載せてある台の上に、ローソクを和紙で巻き灯りにして、なんだかいい感じの盛り付けになっていて、フキノトウの天麩羅の寿司もありました。 椀物には、金目鯛の上にウルイと山椒の葉を乗せ、下には、海苔のシンジョウが入っていて、ひとつの椀の中にもいろんな味を楽しめる一品です。 北海道のサクラマスと春筍、セロリの酢漬けは食感が良く、柑橘はレモンでは無く、初めて聞く名前の柑橘でしたが搾り汁にしました。 炊き合わせには、野菜の他に、しっかりした歯ごたえのキクラゲと、アイナメ 海の無い信州の山里で、金目鯛・さくらます・アイナメと三種類の魚が食べる事が出来、しかも美味しい魚が食べられて幸せでした。 今回のご飯は、土鍋で炊かれた、グリーンピースと昆布と黄身のソボロご飯です。 毎回、違う土鍋ご飯も、何ご飯なのか愉しみの、ひとつです。 三杯食べましたが、最後の一杯には、おこげも入り満腹になりました。 家の花壇に植えられている沈丁花が咲きはじめ、とても良い香りが庭にあふれています。 |