さわやか信州の庭 toledo
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台風が接近した日の夜は、強風で、庭樹が大きく揺れ、時折、何かが倒れたのか、ぶつかったかのような物音がして外の様子を気にしながら夜を過ごしました。 早朝、庭に出てみると赤く色づき始めたヤマボウシの実が落とされていました。 薔薇の枝も何本か折れていましたが、外に置いてあったバケツなどは無事でひと安心、この日は、お気に入りの食事何処「草如庵」に行く日でした。 なかなか予約が取れないので先月行ったときに、予約を入れておきました。 昨年の5月にはじめて出かけてから10度は、出かけています。 家から一時間は掛かりますが、それでも行きたいと思える「草如庵」 ふたりで行くことが多いのですが、今回は、以前、施工をさせて頂いたお客様も一緒です。 今は、共通の趣味もあり仲良くお付き合いさせていただいている方も一緒に。 到着して、車を降りて、入口に向かうと色づいたホウズキの近くに蜂の巣が落ちていました。殻ではなく、今にでも中から蜂が出てきそうな感じの巣でした。 入口では、いつものように奥様が出迎えてくれて関に着いてからいつものように雑談、料理は毎回同じのコースで、その時点では料理の話はしません。今朝、庭に出て落ちた蜂の巣を5個拾ったと言っていました、古民家なのと自然豊かな場所にあるからでしょうか、そんな会話をしながら食事になります。 先付のトウモロコシ100%の豆腐のような料理、この一品でも「タコジェット」という言葉が出てきて盛り上がりました。 とてもなめらかな舌触りで、こうするには、タコジェットを使い、トウモロコシの皮が取り除かれて繊維がなくなった食感になるようです、甘味も凄い、トウモロコシ大好きな嫁さんは笑顔がいっぱいでした。 椀物には、焼き茄子の上に金目鯛で、その間にも何かが挟まれていて、こちらも美味しいく頂きました。 私は、もともと何の料理にでも醤油を掛けてしまうので、薄味が苦手ですが、草如庵の料理は京風なのですが、うす味の中にもしっかり旨味があるので、そのまま頂いています。 八寸は、出てくるときには、ひとテーブル分の料理が、まとめて出ますが、綺麗です、それを各自の分の小鉢を取り頂きます。 いちばん最初に行った昨年の五月に、苦手なものを伝えてあり、私はなんでもOKで、嫁さんは生ものが苦手と伝えてあり、寿司が違っていました、嫁さんはアナゴに変わっていました、苦瓜わ薄く切り、みそ漬けの様にしたものとホタテが入っていた小鉢は、歯ごたえもありね美味しかったです。 炊き合わせは、人参・冬瓜・の他に、鰻にとろみを付けて、どの料理も見てもわかるように手を掛けていて、素材も選び抜かれています。 どんな料理が出てくるのかは、その時までわかりません、その時の、美味しい素材を使って料理しているからです。 ご飯は、毎回土釜で炊かれたご飯で、今回は、南瓜・枝豆・海老のご飯です。 南瓜が入っているのを見て、笑顔の嫁さん、私が3杯・後のふたりが2杯食べてなくなる量ですが、2杯目は、ほど良い感じのおこげがあり、上手に炊けています。 土釜ご飯は、まだ一度も同じものを食べたことがありません。 メロン・イチヂク・アイスの水菓子を頂き、料理は終了になりますが、お腹がいっぱい、週初めに定期健診で病院に行き、先生が、食べる量を減らすようにと言いますが、普段家では、質素にしているので、出かけたときには好きなものを食べたいと考えていきます。 2時間あまりの食事゛の時を終えて、帰るときに、来月の予約を入れ、玄関の外まで見送りに出てくれる、御主人と奥様と、しばらく会話して、記念撮影、「草如庵」のようなお店は、子供おことわりとか、言われそうですが、初めて行ったときには、まだ1才にならない孫も一緒でしたが、電話で予約を入れたときに、孫の事を伝えても、快く受け付けてくれました。 私たち夫婦にとっては、美味しい食事ができるだけではなく、居心地の良い空間と草如庵ご夫婦の人柄に触れ、心の洗濯ができる時間です。 お店をオープンさせる前は、軽井沢星野リゾートで料理長をしていたご主人。 みなさん、このコース利用りがいくらだと思いますか? ひとり4.000円の料理です。 内容からすると倍でもおかしくはないと思うのですが、お店だけではなく、おふたりの生き方の考え方が良くわかります。 |