こんにちは☆ 今日からお送りする、「シリーズ〜猪苗代観光」では、福島の観光スポットをご案内したいと思います☆ 案内人は、わたくし浅野が務めさせていただきますw 猪苗代に訪れたのは去る10月の連休。 両親と弟の4人で日帰りのプチ旅行に出かけました。 (昔のことすぎますが、両親から書かないの?書かないの?と延々言われるので、やっとアップします・・・。) この日の日程は猪苗代〜裏磐梯で、 @天鏡閣 A迎賓館 B喜多方ラーメン C五色沼 D諸橋近代美術館 となっており、浅野家を朝8時ぐらいに出発したのでした。 福島市から猪苗代までは、国道115号〜41号を経由して約75分。 意外と近いのです。 なぜ猪苗代かというと、去る8月の衆院総選挙の期日前投票をしに行った「コラッセ福島」で、「天鏡閣〜迎賓館 特別公開」のチラシを見つけたからでした。 普段、天鏡閣は一般公開されていますが、迎賓館はこういうときでないと見ることができません。 昨年秋のこの特別公開も、1ヶ月ちょっとだけの公開でした。 意外とコラッセには興味深い講演会やイベントのチラシが多く、このチラシも他のに埋もれているのを偶然発見したのでした。 天鏡閣というのは、明治後期(1908年)につくられた有栖川の宮家の別荘であり、大正天皇夫妻の新婚旅行先でありました。 系図があると分かりやすいのですが、有栖川熾仁(タルヒト)親王(篤姫を見ていた方なら覚えてる方もいると思いますが、15代将軍徳川家茂に嫁いだ皇女和宮(掘北真希が演じましたw)のもともとの婚約相手)の弟・有栖川宮 威仁(タケヒト)親王が昭和40年に猪苗代をご旅行された際に、風光明美なこの土地に魅了されてご別邸を建てられることになったのでした。 昭和41年8月に完成したご別邸を、翌9月に当時皇太子だった大正天皇が行啓し、李白の詩句「明湖落天鏡」より「天鏡閣」と命名したそうです。 (これは、直筆の額が保存されています。あとで写真あるので見てくださいw)。 当時は、別荘から見えていた猪苗代湖の湖面を鏡に例えたことから命名したと考えられていますが、現在は木が生い茂り見ることはできませんでした。 ・・・また、いち親王が建てられた別邸に皇太子が新婚旅行で行くのか、という疑問については、天鏡閣を説明してくださった係の人が何か裏があったのではないかとも言っていました。 現在は、天鏡閣自体、表門、別館が国の重要文化財になっております。 説明はこのくらいにしておいて、写真集いきま〜す☆ 田んぼの前の駐車場に車を止めて、ちょっとした上り坂を歩くと、見えてきた赤レンガの門柱。 両脇のレンガ角柱の上にはガス灯がついております。 一日30人限定のこの特別公開は10時からで、30分ぐらい前についてしまった浅野家。 記念写真が好きな父の号令で、しぶしぶこの門の前で家族写真です。 この砂利道を更に進み、見えてきた白い建物。 正面に見えるのは当時の玄関だそうです。 これが天鏡閣かぁ。 (このアングルは南の庭にまわって撮った写真です。) 旧岩崎庭園みたいな感じと思いましたが、当時の建物はどこもこのような感じだったのかな? まだ入れないのがもどかしいw 建物の北側にまわってみると、見えてきたのは高さ5Mぐらいの銅像。 これは有栖川宮威仁親王の銅像でした。 (移築されたそうです。) 時間になり召集をかけられたのは、当時の台所で、ここからの見学スタートとなりました。 球戯室。 明治時代の洋館にはビリヤード室が多くありますよね、天鏡閣にもともとあったビリヤード台(玉突台)は残ってはいませんでしたが、写真のビリヤード台は原三渓が所有していたものだそうです。 (横浜の三渓園をつくった人です。) 天鏡閣に何個もある部屋には、全て違ったデザインの暖炉が使用されております。 両脇のタイルのデザインです。 (それを聞いて、暖炉ばっかり撮ってました笑) ・・・ちなみに、写真に写っているのは初公開・私の弟君です☆ 可愛かった部屋をご紹介。 寝室脇にある「付属室」と名づけられているこの部屋は、お目しかえやお化粧直しに使われた部屋だそうです。 白いロココ調で統一された家具たちは、高松宮妃殿下から御下賜されたそうです。 (高松宮妃殿下については、迎賓館のご紹介のときに詳しくご説明しますw) これは、大正天皇が天鏡閣と命名されたときに書かれた書状。 と、同時に威仁親王のサーベルなんかも展示されていました。 一通り見てまわった後は、ロイヤルティーとスイーツ♪ 会場はこんなところw (休憩後に撮ったので、食器が出ていますが・・・。この写真手前の長テーブルの一番奥側に4人並んで席に着きました。) 天鏡閣・迎賓館・ロイヤルティーのセットで一人950円ぐらいでした。 ロイヤルティーとアップルパイ。 私のはミルク入れすぎですかね?笑 ・・・このときも、うちの父は三脚をセットして家族写真w笑 これで、天鏡閣ツアーは終了しましたw このあと、少し場所を移動して迎賓館へ。 迎賓館は、天鏡閣とはまた建て主が違いますので、その建てられた背景と共にまた紹介したいと思います^^ こんな紹介で福島のことを少しでも分かってもらえて、観光にきていただけたらと思いますw では、また^^