この週末、秩父市では広大な県立公園「ミューズパーク」を会場に、恒例の「彩の国ふるさと秩父まつり」が開催されました。 例年好評のこの催し、わたしは2日目の日曜日に出掛けたのですが、前日も曇り空ながらかなり盛況の様子が新聞地方版でも紹介されていました。 仕事を済ませ、それでも10時過ぎには会場入り出来たものの、すでに主な駐車場は満杯状態! わたしは遠い駐車場からメイン会場まで10分近く掛けて歩くことになりました。 メインストリートのイチョウ並木も秋晴れの元で鮮やかに色づき、その下も駐車車両でいっぱいです。 このまつりは商工会議所、青年会議所、秩父広域市町村圏組合、ちちぶ農協、森林組合、ちちぶ花銀行などさまざまな団体が共催し、地元の名産品の販売や体験コーナー、アトラクション、コンサートやライブパフォーマンス、芸能など、一日楽しめるイベントです。 わたしの目当てはちちぶ花銀行のガーデニングフェア。 ここで、ガーデンインスティテュート講師の徳田千夏先生がガーデニング教室を開いてくださっています。 徳田先生と秩父との縁は今から5年前まで遡ります。 わたしが、ちちぶ花銀行のお手伝いをした2004年の芝桜イベントの際、ガーデニング選手権に快く参加して下さり見事優勝されたのが最初でした。 以来、事あるごとに秩父を訪れては仕事にお力添えを頂いたり、毎年のガーデニング教室もボランティアみたいな条件であるにも関わらず今年で5回目を数えます。 今回のテーマは「球根」。 講義の後は実際に数種類の球根の植え付けの実技指導をされました。 20名の定員枠は数日前までに埋まっていたということで、わたしのように取り巻いて耳をそばだてる人も大勢おりました。 ところで、このイベントでは普段なかなか顔を合わせられない、地元の仲間達と再会する機会にも恵まれます。 ガーデニングショップ「花工場」の丸山さんは2軒の店の店長でありながら、ちちぶ花銀行の実働部隊の中心、今回のガーデニング教室の世話役でもあります。 今回彼が引っさげてきたのは移動販売車「ガーデントラック」です。 「建築工房小笠原」さんとのコラボながら、仕上げはほとんど彼がやってしまうと言う器用さです。 「ミヤコウ」の社長さんもインターロッキング屋の本業の傍ら、何でもやってしまうアイデアマンでもあります。 透水性インターロッキングへの散水システムとか、現場で余ったインターロッキングの端材の再利用とか、毎年このイベントに様々なアイデアを持ち込んでは社員総出で会場を盛り上げています。 今回のテーマは「緑のカーテン」運動。太陽光発電もエコカーの購入も易々とできない庶民が、それでもCO2削減に参加する手だてとしてゴーヤを使った緑のカーテンを選んでシステム化、各家庭への設置のお手伝いをしながら、収穫したゴーヤの有効利用まで面倒を見るというのは、事業というよりほとんどボランティアに近いものがあります。