花と樹と風と土 ガーデン工房 結 -YUI- のガーデン通信
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5日目。日曜日です。 マーク・チャップマンさんの「リトリートガーデン〜英国風癒しの庭〜」。 この部屋の中からガーデンを見せる手法は、前回の清水工業GARDENさんもそうでしたが、コンテスト作品の中にも他に2作ばかりありました。ただ、そこから庭に出て(入って)行けるという構成はここだけでしたでしょうか。 そして、これが吉谷桂子による「精霊の花園〜ニンフの泉〜」。 森の中に泉があって、それを取り巻く美しい花園には小さな妖精たちが棲んでいます。 とてもストレートな構成ながら、それだけに説得力があります。 なによりも配色が素晴らしい。 ごくごく自然な植栽の中で、赤系統の暖色でまとめたエリア、イエローのエリア、ホワイトのエリアと、いくつかのエリアを連続させ、移動しながら見る角度によってガーデンの印象を少しずつ変えていきます。 そこここに隠れ遊ぶ妖精たちを発見する楽しみと、彩りの変化を味わう楽しみ… 何度見ても飽きの来ないガーデンだと思いました。 ホームページもよろしければご覧下さい。 http://www.yui-garden.com/ |