先日も紹介したマユミです。
寒空の下、かわいらしい実を付けています。
マユミの名前は弓の材料に利用されたことに由来するようです。
ニシキギ科の植物です。
飛騨にも多く自生しており、関係の深い樹木です。
「白真弓」という地酒のほうが知名度が高いかもしれません。
白真弓は万葉集の
「白真弓斐太の細江の菅鳥の妹に恋ふれか寐を寝かねつる」
という歌にうたわれ、飛騨(斐太)の枕詞といわれています。
幕末のお相撲さんで飛騨出身の「白真弓」というお相撲さんがいました。
この方はペリー来航時に米俵8俵運ばれたことで知れています。
この種子を包む皮(仮種皮)には薬効成分がふくまれ
口にすると少量でも嘔吐や下痢をするそうです。
綺麗なものは見とくだけが無難なのでしょうか。