山創建設鰍フ社員紹介です。 第1回目は、会社の創設者である、 会長の 山口 慶太郎 です。 子供4人孫7人の優しいおじいちゃんです。 昭和10年生まれの73歳になりますが、まだまだ現役で今日も現場に出ております。 この道60年近くになる超ベテランさんですが、まだいろいろと現場のことを覚えたいと意欲満々です。 もともとは、石積み職人さんで、昭和33年から35年にかけて作成した、箱根新道の11工区のうち、7工区の石積みを他の職人さんを引きつれ親方として、一緒に積み上げ、いまなお崩れる事もなく、丈夫に建っております。 昭和41年に独立開業し、51年に会社登録。旧社名である去R口石工業を設立しました。 石積からブロック。ブロックからコンクリート擁壁へと時代の変化とともに職幅を広げ、外構はもちろん造成や地下車庫なども作り、少人数でかなりの仕事をやっていると、同じ職人仲間でも評判でした。 石の目を見てのみを入れると簡単に割れてしまうという芸当は、なかなか真似できないものです。 得意分野はもちろん石積み。ブロック、型枠、土間仕上げが得意分野です。 決して人を怒らせることなく、誠実温和な性格はなかなか真似できないものです。 現場でも、教えてる前に自分でやってしまうという職人気質ですので、15時ぐらいにはアップアップしていますが、仕事のこなしている量は、まだ若い衆には追いつける速さではないものです。 普通なら定年で、会社も息子に継ぎ、 ”左うちわの右扇風機” となっているはず........なのですが、根っからの職人さんですので、あまり休むと体調が悪くなると、現場に出てはちょこちょこと動き回り、目に付いたところを直してくれるという、いるだけで安心感のある存在です。 会長が68歳の時に、私が ”家業に入る” と言った時には、この仕事が無いときに入ってきてどうするんだと、喜びの顔よりも、一家共倒れという心配の ”青ざめた顔”になっていましたが、 今では何とか解消できたかと。 「俺もあと10年若ければもっと一緒になってやって楽しかっただろうに。」と嘆いてはいますが、「10年遅く生んだ父が悪い。」と親子で飲みながら笑っております。 大きな持病も無く、健康そのもので、まだまだ現場に出ておりますので、見かけたときには、声をかけて休ませてあげてください 。