洋館の意匠(山手洋館群 :神奈川県横浜市山手地区) をご紹介したいと思います。 [画像] ・フランス瓦 横浜の建物には、明治初期より、フランス人ジェラールの経営する瓦工場で製作された、通称、ジェラール瓦 と呼ばれるフランス瓦の一種が多用されていた。現在も山手にはフランス瓦を想い葺いた洋館をみることができる。 ・スペイン瓦 フランス瓦と並んで洋風建築のイメージを端的に表すのは、スペイン瓦である。S字型あるいは半円形の断面をもち、うねの凹凸もはっきりしている、セントジョーセフ ベーリックホールは好例である。 ↓ [画像] ・煙突 洋館を外部から眺めた時、屋根の上に突き出している煙突は、誰の目にもすぐわかる 洋館らしさ のしるしであろう。その部分だけ、瓦積みで造られたり、頂部の笠や風見などの装飾は格好のデザイン要素となる。 ・暖炉 外観に表れた煙突は、室内においては当然、暖炉の存在と対応するわけで、多くの例では居間、もしくは、応接室の一角に、洋風住宅の室内意匠において欠かすことのできないエレメントとしての暖炉が据えつけられている。 ↓ [画像] ・外壁 外壁の仕上げは、開口部周りの枠組みと共に洋館らしさの印象を大きく左右する、シングルスタイル、モルタル塗り、下見板貼りなど様々な外壁の仕上げ材料と方法がある。 ・ベイウインドウ ベイウインドウは建物本体より張り出して窓を突出させたもので、一般的には隅部を斜めに切り、そこにも開口を設けて台形ないし多角形の平面をもつ、洋館の外観意匠のポイントにもなる。 ↓ [画像] ・ドーマーウインドウ 傾斜する屋根に垂直に突き出して設けられた窓で、屋根窓と訳される。この窓自身も小さい屋根で覆われている。屋根裏部屋(アティック)への採光・通気を目的とする場合が多い。エリスマン邸の屋根にもドーマウインドウを見ることができる。 ・上げ下げ窓と鎧戸(よろいど) 洋館の特徴のひとつは、窓や窓枠などの、落ち着いた表情であろう。一般的に見ると、窓は縦長のプロポーションをしており、上げ下げ窓に鎧戸をつけるのが基本である。 ↓ [画像] ・ベランダ 当初は外部との間に全く仕切りのない開放的なベランダであったが、日本の風土(風雨や冬の寒さ)との調整を強いられ、機能的な役割と様式上の原則とを妥協させ、ガラス建具をたて込み囲われた空間に変化していった。横浜山手ではさらにサンルーム形式をとる洋館が多い。 ・屋根 屋根の形式には、切妻型と寄棟型が多く見られ、その他に勾配が途中で変化するマンサール型や切妻型と寄棟型とを合体させた半寄棟型、あるいは切妻型が直行するクロス型や和風の形式である入母屋型などが散見される。 ↓ [画像] 遠い昔の洋館群にもかかわらず、今、見ますと()、とても新しい感覚に思えるのはとても不思議でした。 戸建住宅(=我が家) を 建設します際に、とても参考になります要素がいっぱい詰まっているような気がしました。 エクステリア(=外構)、お庭(=ガーデン)を含めまして、ぜひ、戸建住宅(=我が家)をご検討の際には、神奈川県横浜市山手洋館に一度、足を運ばれますことをお勧めしたいと思いますっ 山手地区洋館に限らず、この近くの一戸建て個人住宅では、少なからずとも山手洋館の影響を大きく受けているように感じました。 個人住宅でも、洋館のステキなところを上手に取り入れて、生活の本拠地とされている様子が伺えます。 例え、都心部で我が家の敷地が狭くとも、 山手洋館郡に訪れて、住空間の参考になるヒントは必ずどこかにあると思います。 神奈川県横浜市山手、 及び 神奈川県・東京都の外構(エクステリア) のお問い合わせは・・・ (門扉・ブロック塀・フェンス・駐車場ガレージ&カーポート等の外構全般 および植栽・ガーデンを含めた 「デザイン設計〜施工〜アフター」 まで) ↓ クリック! (エクステリア横浜 HP) エクステリア(外構)YOKOHAMA(横浜) :二宮 「皆さまのお問合せ、心よりお待ち申し上げております。 」 「エクステリアプランナーのひとりごと」 は、左上にあります 記事テーマ一覧 「エクステリアプランナーのひとりごと」 をクリックいただきますと、断続的に様子をご覧いただくことができます。