わしゃあ、植木屋じゃけぇ。〜広島己斐の庭師のブログ〜
ハサミの研ぎがしっくりこないとき。
ニックネーム: 己斐の猿飛えっちゃん
投稿日時: 2010/10/18 20:40

高さ2.5メートルのレッドロビンが、20メートルほど続く生け垣に囲まれた庭の手入れに入りました。

約三日がかりになりそうです。

というのも、主庭のほかに、高さ約五メートルのヤマモモ、モミジを据えた玄関アプローチ、二階和室前のベランダ庭、地下部分にある吹き抜けの庭、など敷地全体に緑のあるお宅だからです。

今日は主庭の剪定が無事完了しました。

道路から3、4メートルの高さが主庭の地面、という高低差を克服するため、

いっぱいに伸ばしたアルミの二連梯子を、クレーンで吊り、命綱をつけての手入れとなりました。


大バサミで、ばしばしレッドロビンを刈り込むのですが、なぜか今日は、1センチくらいの太さの枝を切る時、刃がつるんとすべり、「食い込みが悪いなあ」という手応えが続きました。

ハサミも長い間使うと(わしの今日のハサミは2年弱くらい)だんだん研ぎで、ちびてきます。

それに応じて、刃渡りも短くなってくるようですが、わしの研ぎ方では、刃渡りをそのままにしようとして、内側が薄くなってしまうみたいです。

ともかく、研ぎが甘い、ということになります。

道具が命の商売。メンテナンスにも、まだまだ技術向上の余地あり、です。


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