こんにちは、シノベです。
一雨毎に寒さが増していくようですね。
私10月より2級造園技能士の資格を取得すべく、神奈川県造園業協会主催の講座に通わせて頂いています。
毎週土曜日9時から17時までみっちり、造園のイロハを学んでいるのですが、造園って思った以上に“ぶっとい”です。
概論、歴史から、造園施工、植栽管理、設計管理、法律、等々。
わかりやすく言うと、幅がひろーい。 奥がふかーい。
覚えることがたっくさーん。
よって教科書もでっかくて、ぶっとくて、重たいです。
(A4サイズ390ページ、厚さ22o、重さ775U+210Aの大容量!)
講師陣は樹木医の先生やそれぞれの分野のスペシャリストで、経験談(≒武勇伝)を交えた解説は深くて面白くて、ワクワクする話のオンパレードです。
そんな中、樹木医の一人の先生が、ある小説を紹介して下さいました。
みなさんご存知でしょうか。
『ちゃんちゃら』
直木賞作家の朝井まかてさんが書いた江戸を舞台にした庭師の物語です。
タイトル 『ちゃんちゃら』
著者 朝井まかて
出版社 講談社文庫
早速購入し、読んでみたらこれがなかなか面白い!
当時の庭師の生活だったり、作庭・植栽のあれこれだったり、当時の職人の粋だったりが実によく描かれていて大変勉強になります。
小説なのに巻末に参考文献がでているところも素敵です。
難しい本ではないので割と一気に読めてしまいますよ。
秋の夜長、人情味あふれる時代小説に思いをはせてみるのも一興かもしれません。
by シノベ