花と樹と風と土 ガーデン工房 結 -YUI- のガーデン通信
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つい先ほど、山元町から7時間弱かけて戻ったところです。 気が遠くなるほど有った黒土の山もボランティアのみなさんのパワーで一気に片付き、被災したお宅の跡地も見る見る黒い花畑となりました。 メンバーの指導で球根を植え、種をまき… 本当に多くの方たちの思いのこもった今回の活動も、無事に終了しました。 あとは花たちが元気に育ってくれて、山元町の次の春を明るく彩ってくれることを祈るばかりです。 最後に山下中学に戻って資材を撤収し、校長室で次回の活動計画を練ったり、校長先生のねぎらいの言葉を頂いたりしたのですが… その時の渡辺先生の、 「でも、あそこにはもう行きたくないな」 という言葉が強く心に響きました。 われわれにとってさえとても強烈な印象の坂元駅ですが、地元のみなさんの気持ちにとってそれはさらに複雑な思いのする、残酷で過酷で重々しい場所なのでしょう。 そこで失われた多くの命を思えばそれは当然のこと。 今更のようにそのことを思い知りました。 いつも元気でパワフルな渡辺先生の言葉であれば、それもなおさらです。 武内リーダーによれば12月11日の復幸祈願祭に向けて、次回は大きなモミの木を植えにきて、それに地元の皆さんといっしょに祈りを込めたデコレーションをしたいとのこと。 再会を約束してメンバーや山下中学の皆さんに別れを告げたのでした。 活動はさらに続きます。 みなさまからの支援に加え、温かい応援のメッセージをお待ちしております。 ご協力頂ける方は以下のサイトからご連絡をお願いいたします。 HANA sakaso プロジェクト with mother Love |